« 乗る順番 | トップページ | ヒルクラロードにベル »

2018年1月16日 (火)

ヒルクライム考

最初は、負荷だけ掛ければ平地の向かい風とか、負荷付きローラー台と同じ!と考えていたけど、ヒルクライムを繰り返す程、ヒルクライムには、ヒルクライムの独特の世界と乗り方があるような気がしてきた。

平地での向かい風、ローラー台のトレーニングでは、ヒルクライムの乗り方は身に付かない、、、、それが今の意識だ。

ヒルクライム時においては、自転車のジオメトリーは大きく変わる。そして、この変化したジオメトリーは平地等では再現できない。ヒルクライム時の状態を続けなければ、ヒルクライムに適した乗り方っていうのは見えてこない、、、、そんな気がする。

ヒルクライムで勾配というと、5%勾配以上。最低でも10%勾配。因みに、5%勾配の場合、シート角はスタンダードから2.8°寝る。10%では5.6%以上寝る。つまり、相対的にクランクフォワードな状態となる。この変化をサドル上の座る位置を調整して修正できるか?というと、車体が傾いてハンドルが近くなっていることもあり、現実的には、平地と同じ姿勢を維持して乗るのは不可能となる。

つまり、ヒルクライム時においては、平地でのペダリングの延長線上でペダリングするのは非効率的とも言える。ヒルクライムでは、ヒルクライムに適した乗り方、漕ぎ方で対応するのが一番大事ということである。

|

« 乗る順番 | トップページ | ヒルクラロードにベル »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ヒルクライム考:

« 乗る順番 | トップページ | ヒルクラロードにベル »