年式よりも
単車選び、最近は中古車を買う事が多い。
リアルタイムで新車が欲しかったのは80年代で、実際に購入したのも80年代。
以降、購入する車両をリアルタイムの新車で買う事が少なくなった。
個人的には軽量ハイパワーモデルが大好き。それ故に、2ストロークファンだ。
よって、S4ガンマは新車で購入、スペアで中古も数台購入、、、今に至る。
ガンマを買ったのは1986~1988年だ。ナンバーワンの愛車故に、他に欲しい物が無い状態。新車で購入したため、1990年代を通して古いという意識は無しだ。
ガンマとは別に、ツアラー志向の愛車として購入したのはCXだけど、これを購入したのは1993年である。ただ、CXを探すようにショップに依頼していたのは1987年頃で、当時乗っていたXZ、VFインテグラからの乗り換え目的。当時、ツアラーVツインは存在せず、気長に探してもらって見つかったのが愛知県に転がっていたCXだ。これを引っ張ってきて、予算無しでパーツ集めをして今に至る。
CXでは骨格こそベース車だけど、それ以外は可能な限り新品パーツで組み直している。
それ故に、ガンマ、CXはスタート時点が、新車か新車に準じた状態からのスタートである。
そんなガンマに古さを感じ始めたのは2000年代以降である。
この状態から2000年代初頭に古さを感じて次期愛車を探したのだけど、この段階でも趣味は変わらず、欲しいバイクが無い状態。どうにか探したのがSV650Sである。これは、国内向け廃番となった翌年に見出した車両で、走行5000km以下の極上車両である。
さらに、年数が経過して2015年にSV等も古さを感じて新しい車両を探して手に入れたのはBTで2005年式だ。
年式的には、BTが2005年式、SVが1999年式、ガンマが1986年式、CXが1982年式だ。しかし、購入時点の走行距離はBTが一番走っていて14000km程。
機械的にはBTが一番新しい筈だけど、実は調子が一番怪しいのである。
で、思ったのは、機械の信頼性は、年式ではなく、自分以外の誰かが使ってきた年数と走行距離だ。BTは年式が新しいけど、14000kmで10年程、他人が維持してきた訳だ。納車整備を経ても、怪しい箇所が散見された状態で、マトモとは言えない状態。SV、CX、ガンマでは新車かフルレストア、或いは、走行距離が少なく購入時点で2年落ち程度で、今時点で古くても機械的には随分マトモ、、、、
結局、年式も大事だけど、どんな使われ方して、どんな整備を経てやってきたか?の方が大事。BTの場合、納車段階からハーネス回りを信用していないけど、今も電気的な懐疑点が結構あったりする。一応、スペアハーネス、スイッチ、リレーは一式揃えているので、懐疑が確信に変わったら交換する予定。
新車とが、高年式中古から維持してきた車両っていうのは、その辺の懐疑が生まれない。
この違い、結構重要。
やはり、新車がベストだけど、残念ながら新車で購入欲を刺激するモデルが無い。
その場合、信用できるショップを探すのが一番だけど、実は、これが一番難しかったりする。
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