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2018年1月10日 (水)

速度はギア比

ヒルクライムの際のケイデンスは高くない。50~70rpm程度だ。で、踏んでいるギア比は、実は、踏み堪えのあるギアポジションだ。

自転車といえば、軽いギア比でくるくる回すというのが最近の正論と化しているけど、ヒルクライムでは違う。
重たいギアでじっくり回すのが疲れずに速度が乗るので心地よい。

重たいギアでじっくり回すというのは、トルクを掛け続ける時間が長いということ。ペダリングのリズムがゆっくりするということは、クランクから離れたハムストリングス、胸筋、上腕の筋肉をキッチリ連動させる事が出来るのだ。

いろんな箇所の筋肉を協調させながら動かすには、速度が速すぎると難しい。

多くの筋肉を協調させながら動かすには時間が必要。そして多くの筋肉から力を取り出す事ができれば、大きな力となる。この大きな力は重たいギアを踏む事も可能とする。

興味深いのは、重たいギアをゆっくりと全身の筋肉で踏むと、長時間速度が維持出来る。軽いギアでくるくる回すのでは、維持する時間が長くない、、、、特に、ヒルクライムでは、その差が顕著だ。

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