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2018年1月19日 (金)

Fメカ、ダブル用、トリプル用

Fメカがダブル、トリプル用に分かれているのを知ったのは、自転車の世界に戻った2006年頃の事。自身の知識は1980年代初頭で停まっているけど、その頃の認識では、Fメカはダブル用、トリプル用の違いは無しで共用という認識だ。

それ故に、ダブル用、トリプル用のメカを必ずしもダブル、トリプルに使わなければならないとうい意識は非常に希薄である。

因みに、ダブル用、トリプル用を比較するとメカのゲージの形状が大きく違う。
ダブル用はゲージのアウター側、インナー側共に平面的でお互いが向かい合った形で配置されている。これに対して、トリプル用はゲージはプレスパターンが深く彫り込んであって立体的な形状。そして、インナー側はアウター側に比較すると下側に大きく落ち込んだ形状となっている。

この違いは、トリプル用が小さなインナーギアを引き上げるためにインナーゲージが小さなチェーンリングに近付いた位置に配置されるようにデザインされているのが理由だ。

その程度の違いだから、トリプル用メカをダブルに使っても大丈夫と思っていたけど、そうすると、メカの変速レスポンスはあまり宜しくないのである。メカのゲージの角度を降って調整して変速レスポンスを高めると、今度はアウターゲージがクランクに接触気味になる。接触を回避させると変速レスポンスが悪化するという状況。

そこで、ダブルにはダブル用のメカを組み合わせると、そんな苦労は一切無しで簡単にセット出来る。

で、ダブル用、トリプル用を較べると大きな違い、、、、それは、ゲージのアウタープレートとインナープレートの間隔が大きく違う。ダブル用はゲージの間隔が非常にタイト。トリプル用はダブル用の1.5倍近く広い。これが調整の難しさの原因のようだ。

そう言えば、昔は平面的なゲージプレートをプライヤで曲げて調整して使っていたけど、今のメカでゲージプレートを変形させるなんて事は無い。

まぁ、今更ながら気付いた事である。

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