ライダーズ
ラジオ日経RN2で水曜夜10:30~11:00に、こんな放送をやっていた。
最近、ラジオを聴く事が多い。通常のラジオでは短波放送の入りが悪いので気付かなかったけど、最近はradiko.jpでも聴く事がある。そこで偶然遭遇したのだけど、提供がWeb.Mr.Bikeとの事。聴いた日のゲストが宮城光さんである。構成、内容的には、二輪趣味の人以外は関心が持てないような番組。
ただ、何気なく聴いての感想は、やはり、30年前のライダー向け番組という印象が強い。
ただ、30年前のオートバイブームの頃は、深夜放送ながら民放テレビ番組で南海部品提供で、ララバイククォーターなる番組があって、リアルタイムの最新トレンドの番組という感じだったように思う。最近のテレビ番組は?と言えば、BS11で大人のバイク時間 MOTORISEというバイクを扱う番組があるけど、構成、対象年齢層を見ると、30年前のバイク乗り相手の放送内容に留まっているような気もする。新たにムーブメントを生み出すような感じではない。この放送内容の変化にバイクブームの盛衰を感じるところである。
まぁ、雑誌等々でも、バイク雑誌というと、30年前ライダー向けの特集であったり、その時代の昔のバイクのカスタムを取り扱うようなモノが多い。最新モデルを取り扱う場合も、30年前を懐古させるネオレトロバイクを大きく取り扱うような構成だったり、30年ぶりにライダーに戻るには?的なリターンライダー向けだったりすることが多い。
ただ、30年以上前からバイクにずっと乗っている身から見れば、30年前を取り扱う特集は、雑誌にしろ、テレビ、ラジオにしろ、違和感の方が多い。メディアで取り扱っている30年前の解説と、実体験の記憶というのには、大きなギャップを感じる事が多く。メディアに掲載されている評価とか時代の世相解説からの感想は、今の時代に昔を懐古して編集している人の多くは、30年前にリアルタイムで、そのトレンドの中で過ごしてきた人ではなく、その時代にトレンドの外から見ていた人の意見のように感じるところ。
個人的には、今買う雑誌といえば、ライスポ誌が一番しっくりくる。決して懐古趣味ではないし、知りたい情報が一番詰まっているように感じる。
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