単車の癖
単車の独特な構造に起因する独特な挙動、これが癖。
普遍的な構造故の挙動というのは、癖とは言わず、単なる普遍的な特徴。
癖というのは、独特な特徴。よって、独特な特徴というのは、得意な構造に起因する。
そう考えれば、我が家のバイクは癖が強いと言える。
CX、BTではドライブトレーンがシャフト駆動。一昔前なら、シャフト駆動というのは、それなりに存在していたけど、最近では極少数派。
このシャフト駆動の癖といえば、グリップレベルの低い路面で駆動時にホイールスピンが発生すると、車輪が傾こうとする。ドライブシャフトが右にあるCXでは右に傾き、左にあるBT、XZでは左に傾く。
圧雪路面での発進等でホイールが傾くと非常に厳しい。ドライブシャフトがベベルギアで駆動する時の力が原因だと思う。
他には、CXの縦置きクランクのエンジン。これ、空ぶかし等でエンジンを吹かすと、車体が右に傾こうとする。ニュートラル状態での発症だからドライブトレーンは無関係。純粋にクランクシャフトの回転による影響だ。
SVとかガンマでは癖を感じない。
敢えて言えば、Vツインの不揃いな爆発音だけど、これは割と一般的だから癖とまでは言えない。
一番癖の強いのはCX。癖の強さっていうのは、結構、愛着の元。楽しいものである。
癖に強いバイクが好きだ。
| 固定リンク
コメント