パッドのあたり調整
ブレーキ鳴きの対策に、パッド、シューは制動部に対してトーイン調整する、、、これは昔から行っているけど、この効果の程は今一納得していない。
中学生の頃、サイクルショップでアルバイトを始めた時に、店主からキャリパーブレーキ等でブレーキ鳴き留め防止でキャリパーアームを曲げて調整する術を習って以来、そういう手法がある事は理解している。
当時、ブレーキシューのトーイン調整を行うといっても、方法はアームの変形で対応する程度で、シムを使った調整等は殆ど行っていない。
ところで、このような制動部におけるトーイン調整は、単車のディスクブレーキとブレーキパッドでもパッド背面のバックプレートが前後非対称で結果的にトーイン的なアタリになっているように見える。
最近の自転車では、Vブレーキでも、キャリパーブレーキでも、シューのアタリが調整出来るように球面ワッシャを介して装着できるので、トーインの調整は行おうと思えば比較的簡単に行える。
しかし、、、、、実は、未だに、このトーイン調整の有効性には納得していないし、自身の自転車、バイクでは、殆ど無視している。そして、無視していてもブレーキ鳴き等発生しない。
そもそも、組み付け時において、パッド、シューが制動面に対してトーイン配置されていて制動面積が少しずつ増加するような構造というのは、パッド、シューが摩耗していない時限定の位置関係に過ぎない。暫く使って摩耗が進行すると、そんなトーイン配置による制動面の漸増効果なんて無くなってしまう。
しかし、、、、この調整は、未だに整備の基本として普通に認識されている。
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