サタケ製作所
この会社のCMが印象的。
米粒の中にダイヤモンドを混ぜて、分離器で取り出すCM。
米粒を落下させながら画像診断してダイヤモンドを見付けたら圧縮空気で弾き出す、、、、
非常に懐かしい感じ。
っていうのは、今からさかのぼること30年前、大学の授業で工程設計という必須科目があったのだけど、そこで講座の助手の人がサタケ製作所に持ち込んだアイデアが、米粒のサイズを画像診断して圧縮空気で弾き出すというアイデア、、、
1987年当時、聞いた時は、そんなこと、可能?って思ったのを覚えている。
しかし、それに着目して開発を続けた結果が、今のCMとなっている。
この装置自体は、もう少し前に開発されていたけど、少なくとも20年以上は開発されてきた訳だ。
それとは別に、海水中微生物のカウント装置を実用化したという話を2年前に聞いたけど、この着目はさかのぼること8年前くらいの話。
諦めずに6年の歳月を費やして実用化した訳だ。
開発とは、アイデアの実現に執念を燃やせるかどうかの良い例である。
こういう会社を見ると、、、、正直、非常に羨ましい気がする。直ぐ諦める、誤魔化す、撤退する、パクル、真似する、他に乗っかる、、そういう会社とは、恐らく空気感が違うんだろう。
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