平地とヒルクライム
平地がそこそこ走れたらヒルクライムも速い?
という疑問に対して、平地が速ければヒルクライムも速いという考え方も強ち間違っていないけど、ヒルクライムを毎日行えば行う程、ヒルクライムでペースを作るのは、ヒルクライムでの速度の保ち方を突き詰める訳で、自分の考えでは、走り方、筋肉の使い方が全く違うという結論に達しつつある。
つまり、平地で速さが得られる素地的な力に影響を受けるのは間違いないけど、ヒルクライムの場合、平地以上に力を効率的に発揮する方法の影響をより大きく受けるような印象である。
自身、夏までは平地専門で走ってきたけど、ヒルクライムを始めてから定例コースの所要時間が、初日の所要時間70分を要していたコースが最短で48分迄短縮出来ている。
小高い丘の上り下りを10周回する。一周回の下り所要時間は2分で、これは殆ど不変。下りの所要時間は2分×10分=20分である。つまり、上り10本の所要時間が70-20=50分だったのが、48-20=28分である。一回の上りに要する時間が50÷10=5分を要していたのが、28÷10=2.8分、つまり3分弱となっている。
この変化は2ヶ月程度で表れている。2ヶ月で筋力が付く訳でもない。短縮出来た理由は、身体の使い方が変わったのが最大の理由。
ということで、走る上では、乗り方の工夫の影響度が極めて大という事。
平地では、漕ぎ方を変えるくらいで、こんな変化になることはない。そう考えると、平地走行とヒルクライムは同じ自転車でも全く別物である。
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