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2018年2月 1日 (木)

ダンシングよりも

ヒルクライムというと、速度を上げるのにダンシングするというのが簡単に思い付くけど、クランクフォワードペダリングで乗ると、ダンシングよりも速度のノリが良い。
ダンシングの場合、効果的に体重を乗せようと思えば、斜度、速度に併せたギア比の選定が重要だけど、シッティングのままのクランクフォワードペダリングでは、その許容幅が広い。ギアチェンジを少々誤魔化しても速度が落ちることなく持続出来る。

ヒルクライムを周回走行すると、周回数を重ねた後でのダンシングでは、速度は最初の一瞬しか生み出す事が出来ず、結果的に失速気味となるけど、クランクフォワードペダリングでは、速度が徐々に増加する形で、失速は殆ど無い。

一般に、リカンベントバイク、セミリカンベントバイクは上り坂が不得意で、その理由は立ち漕ぎが出来ないからと言われているけど、立ち漕ぎ可能なロードバイクでクランクフォワードを意識したペダリングでシッティングすれば、ロードバイクでダンシングするよりも楽に登坂出来たりする。目から鱗である。

ヒルクライム10周回メニューの10周目のヒルクライム速度は、同じコースをピストで単発のヒルクライムする時の速度を2割程上回っている。標高100mを800mで登り切る速度で、ロードなら3分切りは楽勝だけど、ピストだと3分20秒程要する。この違いは大きい。

でも、このクランクフォワードペダリングをしているロード乗りは、サイクリング先とか、コースでも一度も見た事が無い。これって、正しいのか?間違っているのか?全く判らないけど、個人的には、楽に速度が保てるのでヨシという判断だ。

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