キープペース
ヒルクライムでのシッティング位置、ペダリング、ハンドルハイトの見直しを既成概念ゼロで進めて、下半身、体幹だけでなく、大胸筋、上腕二頭筋等使える筋肉を全て使うために、どんな方法があるか?を考えて試行錯誤した結果、登坂のトップスピードは変わらないけど、ペースをずっと維持できるようになってきたような気がする。
ヒルクライムを始めた最初の頃は、一周目はウォーミングアップでペースが出ないけど、2周目~5周目は何とかペースを作れても、6周目以降はダンシング等を織り交ぜないと登坂出来ない状態だったけど、ヒルクライム生活で2ヶ月目には、ペダリングを見直し、3ヶ月目には上体の筋肉を持続的に使うために左右のバランスを保つ事に気付いて、修正した結果、最高で15周、獲得標高で1500m程度なら、ペースを維持したまま淡々と登坂出来るようになったように思う。
一般にヒルクライムでは疲労に応じて前乗り、後乗り、ダンシングを切り換えて登坂すると良いと言われている。最初の一ヶ月は、そういうトライを行ってきたけど、それでは正直持続出来ないと判断。乗り方を変えることなく、ずっとペースを保つには、全身の筋肉を使いつつも、使う筋肉の負担は能力の低い割合に留め、トータルで多くの筋肉を使ってペースを作るという考え方に改める事にした。
そのためには、全身の使える筋肉は全て同時に使うという考え方。その上で、各部の筋肉のフルパワーではなく、極力低く抑えた出力に留めるという考え方だ。
その結果、日常的に行っている長距離スイムの如く、一定のペースで長時間持続出来るようになったと思う。
因みに、スイムでは3kmを70分ペースなら、連続で4時間はノンストップで泳ぎ続ける事が出来る。つまり10kmを無休で泳ぐ事が可能だけど、同じ要領で、ヒルクライムで獲得標高で1500m程度ならペースは落とさず上れるようである。登坂速度は10~12%勾配で12~15km/h程度だから、そんなに速くは無い。でも、個人的には、この勾配で、このスピードなら悪くないと思う。380~400Wで1時間持続ならまずまずだ。
新しいペダリングは、TTポジションでの平地走行時のペダリングとは全く異なる漕ぎ方。各部の負担を極力減らしイーブンにするというやり方。ランニングを過激に行うと膝の違和感を感じるけど、自転車でのヒルクライムでは、膝等の局部的な違和感は皆無。これが良い。
| 固定リンク
« 害虫駆除 | トップページ | シングルラジアス »
コメント