PentiumⅢ
化石的なCPUだけど、インテル初のギガヘルツ越えを達成したCPUシリーズ。全盛は1999年頃、カッパーマインが登場した頃のモデル。
カッパーマイン登場前のPentiumⅢ世代といえば、Katmaiの時代だけど、この時代のM/Bは結構不安定で故障が多かった。
しかし、カッパーマイン登場後にリリースされたM/Bは安定度が高く、性能的にもまずまずで満足度が非常に高い製品が多い。
我が家では、デュアル構成のCUV4X-Dを導入以来、殆どトラブル無しである。途中、グラボを何回か交換したくらいで未だに運用中である。
2001年頃、CUV4X-DでPentiumⅢの1GHzのデュアル構成が定番化してずっと使っている。途中、予備機を製作した時もCUV4X-Dで、これも未だ安定稼働中だ。2007年の段階では既に型遅れだったけど、PentiumⅢが安価だったこともあり、子供用練習PCには、GA-6VXD7でPentiumⅢの1GHzデュアル機を横置きデスクトップで製作、更に、データ保管用PCにGA-6VTXDでPentiumⅢ-Sの1.4GHzデュアル機も運用している。結果、PentiumⅢの1GHzオーバーのデュアル機が四台稼働中である。
因みに、後のPentium4世代のマシンとしては、PrestoniaのXeon2.8GHzのデュアル機、Core世代のマシンはノートPCがあるくらい。初代i7マシン迄空白となっている。
ブラウザは最新のFireFoxで使っているけど、取り敢えず、大きな不満は無い。
ただ、PentiumⅢの1GHzデュアル機では、処理がさすがに厳しいという印象。PentiumⅢ-Sの1.4GHzなら大丈夫という感じ。HDDのコピー前に久しぶりに動かした感触としては、悪くない。業務で使っているPentium4の2GHz機よりも快適な程。ということで、これは残しておきたい。
この世代のマシンの資産が大量にあるので、一気に処分というのは未だ考えていないけど、少しずつフェードアウトさせる事も考えている。
取り敢えず、先に記載したように書斎で使っているCUV4X-DマシンのマザーをGA-6VTXDに交換する事辺りから始めて、PentiumⅢの1GHzデュアル機を少しずつ引退させたい。引退させる理由はOSがさすがに古い。魔改造のWindows2000ならOKだけど、XpのSP2以前は厳しい。Windows2000も魔改造したものを複数面倒見るのも面倒臭い。最低でもXpのSP3、VistaのSP1以上のOSは必要。
とは言いながら、PC9821もラスト一台が動体保存中。ただ、さすがに20年選手のPCはそろそろ引退だ。
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