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2018年3月29日 (木)

貴乃花親方

元横綱の暴行事件を発端として、協会との対立が世間を賑わせてきたが、今回噂されている降格人事等で思うのは、やはり強い違和感しか残らない。

そもそも、相撲協会の引退力士による運営の形自体にも違和感を感じる事がが多かったが、今回も更に、その違和感を強く感じる。

今回の事件は、やはり元横綱の暴行事件の対応の不自然さが解決していない点が納得できないところだけど、それとは別に違和感を感じるのは、人事の部分。

そもそも、角界というと強さで序列が決まる世界。しかし、引退すると、その現役時代の序列は、ほぼ無関係で人事序列が決まっているのは非常に違和感がある。

少なくとも、協会の最大の役割は、強い力士を育てる事であり、それが出来るのは、強さで名声を得た力士というのが基本だと思うけど、協会を牛耳っているのは、圧倒的に強かったという人とは限らない、、、っていうか、そうでない人が仕切っている方が多いというのが違和感の元。

それが全てとは言わないが、少なくとも到達した役であったり、優勝した回数に応じて引退後の役回りや発言力に違いが合っても良いような、そんな気がする。

今回の貴乃花に限らず、千代の富士にしても然り。現役引退後の扱われ方には、大きな違和感を感じるもの。

貴乃花の処分というのは、自分の弟子の不祥事の責任を取るために受け入れていくのだろうけど、それに対して、元々の暴行事件の際に声を上げなかった年寄連中が、批判的な意見を最もらしく言うっていうのは、非常に大きな違和感を感じる。問題提起出来ないくせに、問題提起するも訳有って一歩退くモノに対して、ここぞとばかり一斉に声を上げる、、、、何処の世界でもあるけど、一人じゃ何も出来ないくせに、一人を攻撃するのが得意な奴っていうのは、見苦しい感じが強い。一人じゃ何も出来ないから、現役時代に強さを得ることが出来なかったってことに、多分、本人は気付いていないのだろう。
一人で立ち向かう強さが地位を作るもの。地位に到達したモノに対する尊敬が欠けているのでは無いだろうか、、、

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