クラッチワーク
自動車の運転での醍醐味といえば、クラッチワークも欠かせない要素の一つ。
勿論、これだけではないけど、加減速に伴う変速操作の中で、クラッチの切断、接続が感じられない程にスムーズに行えるというのは、自己満足度を高める大きな判断基準。
また、半クラッチの時間を如何に短時間に済ませるか?というのも重要なポイント。
シフトアップでは、切れ目のない連続的な変速が出来るかどうか?というのは、加速の程度に応じたアクセルワークとクラッチワークの連携度合次第である。発信を含め、これが如何にスムーズに行えるか?というのは極めて重要だ。
シフトダウンでも同じ。
因みに、変速操作の間にブリッピング動作を入れて駆動系と機関の回転数を揃える操作は、基本的に減速時のみに必要な操作。
稀に、シフトアップ時に、『ブーン、ブンブンブン、ブーン』という風に途中に空ぶかし的な操作が入っているようなシフトアップは基本、有り得ない。シフトアップ時にはエンジン音は極力連続的になるように操作するのが大事だ。
この辺りの満足感は、車ならMT、バイクなら昔ながらのリターン式ミッション車なら楽しめるモノだったけど、車のAT、単車なら今時のオートシフター等々では、そういう操作の出来た感で満足を感じる事は無さそう。
自動化装置があればスムーズに出来るかも知れないが、一寸慣れていれば、何もなくても出来る訳だ。この程度のオペレーションに機械の助けが必要というのは、如何にも乗せられている感が強く、個人的には操作の自動化が進むにつれて今一感が強くなる。
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