保管はどっち?
単車の保管、今時のバイク、バッテリーを外していれば、エンジンを掛けずに置いておいても大丈夫、、、そういう声は良く聞く。
それに対して、一寸でもエンジンを掛けて置いた方が良いという声も聞く。
個人的には、チョークを引いてエンジン始動して終了という維持の仕方ならやらない方が良いと思う。カーボンが溜まったり、燃料で濡れて被ったり、、、と良い事はない。
でも、掛けずに置いておく状態よりも、定期的にエンジンを掛けて、十数キロは乗り続ける方が良いような気もする。
まぁ、エンジンを掛けて乗れば確実に消耗するのも事実。この辺の兼ね合いは色んな考え方があるので、何が正しいというのも判断しづらい。
基本的には、長期保管というのは悪くないけど、長期保管後というのは、目覚めの儀式ではないけど、再始動する際には、それなりの留意が必要。
この長期保管、一ヶ月程度ならシビアになる必要がないかもしれないが、エンジン内の油膜切れに対応して、突然エンジンを始動するのではなく、オイルを機関内に巡らせる処置は行った方が良いと思われるけど、一般的に、長期保管後の再生は、バッテリー接続で粋なりドキュン!が多いのが現実。
因みに、長期保管での懸念というと、シール類の劣化。CXでは再生時において長期放置車両だったためか、シール類の劣化が著しかったようだ。といっても数年程度の放置だったはずだけど、ステムシールがアウトでオイル下がりを起こしていた。
シール交換後、二十年が経過しているけど、今のところ、そのような症状は発生していない。
長期保管だと、こういうシール類が劣化する可能性もある。
そんな訳で、乗る方が良いか?バッテリー外して保管が良いか?というと、なかなか判断が付かない。
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