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2018年5月18日 (金)

歯飛び

ピストバイクでは経験無いけど、ロードバイクでは、カセットのドリブンスプロケット上でチェーンが飛ぶ事がある。
特に、大きなトルクを掛けた時、特定のギアポジションで歯が飛ぶ事がある。

レ・マイヨW改のオ・モイヨWW号では、以前はカプレオカセット改を使っていた。ギアは9-10-11-12-13-14-15-17-20Tの9速構成でチェーンリングは48Tだけど、このトップポジションでトルクを大きく掛けると歯飛びを起こす事があった。
今は、通常のカセットで11-21Tだから問題無いけど、9Tではアウトだ。

他には、ヒルクライムロードでフロントインナー、リアのカセットドリブンスプロケがロー側から4枚目の位置ではトルクを掛けすぎると歯飛びを起こす。

歯飛びの原因は、会合している歯数の歯に掛かるトルクが過剰になった時、チェーン自体のテンションが低い状態の時、チェーンラインが曲がっている時といったコンディションが複合的に作用しているものと思われれる。

カプレオ9Tではトルクを伝達するための歯数が少ないので、1歯辺りの受け持つトルクが過大なのが原因だろう。ヒルクラロードでも基本は同じだろうけど、インナー×トップに近いギアポジションでチェーンテンションが不足気味なのが原因なのでは?と考えている。

今時は、歯数構成の幅が広く、段数も多いけど、そういう構成では、潜在的に、このようなリスクを抱えているものと言える。実際の運用上でのストレスを生まないためには、この辺りの本質的な組み合わせに配慮するのも大事だ。

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