ワンオフとかカスタムとか
単車の楽しみ方、乗る事もあるけど、自分好みにカスタマイズすることもある。
カスタマイズといえば、市販品アクセサリーパーツを加飾的に付け加える事もあれば、カラーリングの工夫を施す事もある。更に言えば、機能部品、構造部品に対しての専用部品への交換もあれば、究極かもしれないが、自家製のワンオフ品に交換したり、、、と色々なレベルで楽しむことが出来る。
まぁ、害が無いのは、アクセサリーの追加、塗色変更といったレベル。
しかし、そのレベルでは機能に大きな違いは得られない。大きな違いを選るには、機能部品、構造部品へのカスタマイズ。そして、唯一無二となれば、ワンオフといった作業となってくる。
ただ、このワンオフ作業というのは、必ずしも元よりも高性能になるとは限らない。
そもそも、メーカーの出荷状態というのは専門家によって熟考された形である。その熟考されたバランスを崩して自分好みを造り出す。そこで、新しいバランスで満足を得る機能の向上を果たそうとすれば、その行為に対する専門性が不可欠である。
ただ、世の中には、そういった専門性を軽視し、このくらいなら大丈夫的な発想を持つ人も少なく無い。特に、構造部品、機構部品への変更となれば、相応の知識が必要である。
加工する技術があったとしても、加工すべき形を決断に至るべき専門性が無ければ糞同然である。
小綺麗なワンオフカスタムも少なく無いけど、使用過程においてヒビ割れ、クラック、破断といった状態に至る例も少なくない。
餅は餅屋ではないが、何かを行う場合、その部分に対する知見というのは必要不可欠である。その知見、知識を軽視する例は少なくない。まぁ、色んなカスタムを見ることがあるけど、その内容を見れば、これって、やばそう!っていうのを眼にすることは少なく無い。ただ、それが堂々と置かれていたりすると、恐らく、作り手っていうのは、そのヤバサっていうのに気付いていないんだろうなぁ、、、、そう思う。そう言うのって、、、一寸怖い。
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