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2018年5月25日 (金)

怖い糖質制限ダイエット

というと、一般的に体重ダウンが目的。ただ、運動に勤しむ人のダイエットは体重ダウンの目的が、パワーウエイトレシオを落としてパフォーマンスアップを図る的な人も少なく無い。
美容でダイエットなら細くが目的、運動系の人なら無駄なウエイトを落とすのが目的。
で、そんなダイエットというのは、基本的には摂取を落とすか、消費を増やすのどちらかしか手段は無い。

一般には摂取を落とすという選択をする人が多い。脂肪を落とすために摂取を減らすというと、普通に行われるのが甘いモノを避けるから、糖質を制限するというダイエット。
糖質を落とすっていうのは、炭水化物を摂取しないダイエットということで、食事から炭水化物を抜くというのが多いようだ。

そう言えば、ライザップというのは、CM的には筋トレでダイエットという印象だけど、実際は短期間で効果を挙げており、実際には糖質を大胆にカットさせているのが基本。一応、筋トレも行っているようだけど、僅か2ヶ月の筋トレで付く筋量なんて微々たるもの。結局は糖質カットで脂肪を落としまくってのパターン。ライザップメソッドというのは、糖質制限生活を管理下で徹底させている。

そんな感じで糖質制限を行うと、間違いなく脂肪を落とすことが出来るけど、これは運動系趣味の人的に正解か?というと、個人的には微妙な気もする。

ライザップメソッドでは確かに脂肪が落ちてスマートな身体を手に入れている人が多いけど、興味深いのは、ライザップ終了後暫くすると、ライザップ前以上の状態にリバウンドしている人が少なく無いということ。

何故に、ライザップ後に食生活が元に戻っただけなのに、ライザップ前以上にリバウンドしているか?というと、

恐らくは、ライザップ中における糖質制限が原因だったとも言える。
糖質制限によって、糖質を吸収しやすい身体になり、筋肉を作るための筋トレで筋肉を動かすための糖質不足によって逆に筋量が低下してしまった状態になっているとも言える。
糖質カットで脂肪も落ちたけど、筋量も落ちた、、、、これが、後の不幸に繋がっているのでは?とも伺えるのである。

短期的に体重を落とすのであれば糖質制限は有効だけど、長期的に太らない身体を作るのであれば糖質制限は逆効果である。摂取している糖質を分解するために過激な有酸素運動を持続しつつ、筋トレも持続するというのが大事。脂肪分解には有酸素運動が有効、筋トレには食事による糖質補給が必須。同じ糖質でも出所が違うのである。

自身、過激な有酸素運動で体脂肪は3ヶ月で20kg落とすことが出来たけど、筋肉量を10kg増やすのには筋トレ+十分な食事で3年を要した。筋肉を作るのはダイエット以上に大変。糖質制限すると、取り戻すのが大変な筋肉を失う事になる、、、、注意が必要だ。

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