県警
昨日、RCCの番組を見ていて一番見入ったのは、元RCCアナウンサーである煙石博さんの冤罪裁判。事件が起こったのは2012年、煙石さんが定年後の話らしいけど、不鮮明な防犯カメラ映像で犯人に警察、検察から仕立て上げられて裁判で無罪を勝ち取る迄の話が紹介されていた。それにしても、問題の封筒から指紋が検出されていない、映像解析で封筒に触れていない、現金を胸のポケットに入れたとされた服装を着ていない、、、、、等々の証拠があっても犯人と仕立て上げる取り調べの恐さを感じるモノ。
そもそも、封筒に現金が入っていたかどうかが定かでないのに犯行があったと断定している操作等々に非常に不可思議な点が多い事件である。
そもそも、定年退職した人、著名な人が、たかが6万円程度の金額を置き引き的窃盗をするか?というと考えられない。この66,600円を残していたという『宮澤』姓の女性の証言自体の信憑性も怪しい。
実際の取り締まりの状況はしらないが、番組の再現映像のような取り締まりが行われていたとすれば、県警の捜査能力のレベルが知れるようなそんな印象である。
こちらの県警と言えば、愛媛県松山刑務所から逃走した平尾逃走犯の捜査を向島て行った県警。平尾受刑者が潜んでいた空き家の捜索で逃走犯を見落とした上に、本州に逃走後も向島での捜査に一生懸命だったという。そもそも、逃走犯が確保されたのは、駅前インターネットカフェの店員からの通報によるもの。県警の捜査で確保したものではなく一般市民の協力が逮捕に繋がったモノで、その捜査能力ってどうよ?っていうのも感想。
更に言えば、一年前の県警では、証拠として保管していた9000万円の内、8572万円が盗まれて、未だに犯人を検挙出来ていないという。身内の犯行の可能性が高い場合、取り調べ自体が出来ないとも取られかねない状況が続いており、容疑者を浮上させる事自体が絶望的な状況とのこと。
そう言えば、廿日市の女子高生殺害犯の検挙でも、お隣の山口県警のお手柄で、該当の県警では、殆ど迷宮入り事件となりかねない状況だった訳だし、、、?
ここ最近は、ホントに大丈夫か?と思えるような捜査報道を聞かされる。
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