ペダリングポイント
これ、クランク角度を示すのではなく、ペダル踏み面の何処?という部分。
一般的に、ペダリングはペダルスピンドル上に拇指球がくるように踏むというのが考え方。この位置は不変とされており、トークリップにしろ、SPDペダルにしろ、固定位置は一度決めたら固定となっている。
しかし、ピストで前傾姿勢+前乗りでペダリングを行う時のペダリングポイントは、ヒルクライム時のアップライト姿勢+実質的に寝たシート角による後乗りのペダリング時においては、そのペダリングポイントが必ずしも最適ではないように感じる事が多い。
ヒルクライムでもダンシング時で身体を前方に立ち上げて漕ぐ時は、ペダリングポイントはスピンドルを拇指球位置で踏むのがベストとも思えるけど、アップライトで腰を引いてペダリングする時は、極論すればスピンドルを土踏まず~踵近辺で踏む方がダイレクトに漕げるような感覚がある。
その感覚を確かめるために、超クランクフォワードポジションを確かめるために製作した西DAHON号で確かめてみた。これは、クランクは155mmのショートクランクに前後方向に踏み面が長いプラットフォームペダルを装着しており、ペダルを足裏の何処でも踏めるデザインである。
これでヒルクライムすると、、、、明らかに、土踏まず~踵で踏む方が楽なのである。
ということで、試験的にヒルクライムロードのトークリップ付きトラックペダルを外してプラットフォームペダルでヒルクライムを行うと、、、こっちの方が遙かに楽、、、、、
もしかしたら、足とペダルを固定するにしても、前後方向を位置拘束するよりも、前後方向の固定位置に自由度が与えられるペダルの方が良いかも、、、、そんな印象である。
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