漫画
幼少期、漫画は殆ど見なかった。でも、最近は結構好き。
昔は活字本を読む事が多かったけど、最近は、老眼が進んだせいか、活字を読むのが苦痛。でも、漫画なら見られる。
ただ、どんな漫画が好きか?というと、嗜好は1980年代以前で止まっている。
一番好きな作者は、楠みちはるさん。色んな漫画があるけど、『あいつとララバイ』、『湾岸ミッドナイト』、『J物語』が好き。『C1ランナー』等々の派生作品は、一応は読んでみるけど、途中で止めている。
似たようなジャンルでは、しげの秀一さんの『バリバリ伝説』は前半限定で好き。その後の『頭文字D』等は、読んでみるもののバリ伝ほど読み込むには至らない。
この辺の漫画は、趣味にオーバーラップしているから読むというパターン。ストーリーとしては『湾岸ミッドナイト』が一番面白い。
ただ、趣味とは離れて純粋に好きな漫画は?というと、画風で選ぶパターンが多い。
画風で言えば、松本零士さん、永井豪さん、石ノ森章太郎さん、手塚治虫さんの漫画が好き。現代の作品よりも1970年代の作品が好み。基本、続編モノよりも発想の初回作、メジャーになる前の作品も好み。内容は如何にも漫画というモノだけど、この如何にも漫画という割り切りでバカバカしく読めるものも含めて楽しい。
松本零士さんの漫画だと、定番の『銀河鉄道999』、『宇宙戦艦ヤマト』以外の、おいどん系の漫画全般が好み。『宇宙戦艦ヤマト』は、松本零士さんの作品ではないと言う意見もあるけど、松本零士さんの1970年代の未来感で描かれたメカ、女性キャラのデザインがヒットの原動力と思っているので、個人的には松本零士さんの作品だと思っている。
石ノ森章太郎さんでは、『タイム虎ベル』、『009ノ1』といった少年漫画以前の漫画が面白い。永井豪さんの作品では、『デビルマン』シリーズが秀逸。他には『どろろんえん魔くん』に登場する怪物のデザインの発想に何時も驚かされる。他には定番の最初の『マジンガーZ』は外せないが、続編が進むにつれて個人的には感心は高くない。グレート迄は読めるけど、グレンダイザーとか、マジンガーZの修正作は良く知らない。お色気女性キャラとしての先駆的作品では、初期の『あばしり一家』、『ハレンチ学園』、『キューティーハニー』等はバカバカしくて面白い。
松本零士さんにしろ、永井豪さんにしろ、女性キャラクターがエッチな雰囲気を出しているけど、エッチであっても決してエロではないような気がする。最近のアニメに出てくるような極端な体型と胸を過度に強調したようなキャラクターに較べると、全然健全なように思う。勿論、今時のアニメキャラのようにフィギュア化適性には適っていないかもしれないが、個人的には、今時のアニメの登場キャラには、少々付いていけないので全く感心が無いけど、松本零士さん、永井豪さんのコミックは今でも読んでみようか?と思う事が多い。
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