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2018年6月18日 (月)

SV650ABS試乗後の初期型SV650Sインプレ

乗り始めて十数年経過。未だに絶好調。チョークを引いてセルボタンに触れるだけでスタート。片肺の兆候は見せず3000~4000rpmで始動。始動後にアイドリングがキープ出来る程度のチョーク開度に調節する。夏場なら三十秒程でチョーク閉でアイドリング1200rpmで安定する。
車体はフルノーマル。変更箇所は、出荷時にサービス品で装着されていたKENZの2本出し、テールパイプだけステンレス削り出しに作り直したくらい。吸気は今は亡きバクダンキットという仕様だ。

始動性は極めて良好。ただ、現行モデルのようにアクセル操作無しでクラッチ操作のみでエンジン回転が引き上げられるような小細工は無い。ただ、慎重に操作すればアイドリングでクラッチミートしてもエンストせずに走る。まぁ、普通に原付に乗れるレベルだと、変な小細工でエンジン回転をアップするデバイスは不要。アイドリング状態から回転を上げた瞬間にクラッチミートしてスタートする。ミート回転数が2500rpmも確保されていれば、マルチエンジンのように半クラが短くとも回転がドロップする事はない。
このミート時の力感は、バクダンキットの有無で明確に違う。スロットル開度が2/3位迄の領域ではバクダンキットのレスポンスは最高である。因みに、この開度域を現行SV650ABSと比較してもSV650Sの方がレスポンスは優れている。このミートポイントでミート後もアクセルを開けると、フロントは軽くパワーリフトする。これは、十数年経過した今でもである。この回転域でのパワーリフトは、我が家の他のVツインでは有り得ない。BTもCXも、もっと穏やかである。

パワーバンドを明確に感じられるものではないけど、5000rpmから連続音となり9000rpmオーバー迄一気に回る。回転が上がる程、パワーが押し寄せてくる感じ。でも6000rpm以上も回るけど、上に行く程パワーが湧き上がる感じではない。500ガンマではアクセル操作だけで6500rpm辺りから自然とゆっくりフロントが浮き始めて血の気が引くような加速をするけど、そんな感じはない。上は回るけど、回るだけである。中回転域以降では、我が家ならCXの方が回転上限も高く(10000rpm)、回転上昇が軽く感じる。

新型のSV650ABSと比較すると、スペック上はSV650ABSが上回るけど、体感的なパワフルさはSV650Sの方が上回る。高い回転域を保ったまま、ブリッピングでエンブレを抑えながらアプローチをすると、SV650Sはタイヤがブレークするのが判る。SV650ABSもタイヤがブレークするけど、車体もくねっているような印象である。ブレーキの制動時に於ける抑えは、セパハン+後退気味のステップのSV650Sの方が抑え込みやすい。SV650Xもステップは不変なので、車体の押さえ込み自体はSV650Sの方が良いような気がする。ハンドルのフリー感もSV650Sの方が高いように気がする。低速、大蛇角での首の切れ込みを感じるのは、カウルによるメーター、ヘッドライトがフレームマウントされているか否かの違いだろう。

名前は同じ、パワーユニットも基本は同じ、、、、しかし、SV650Sはスポーツバイクの度合が強い。SV650ABSはコミューターの味付けが濃いような気がする。
昔、650ccクラスといえば玄人好みのカテゴリーだったけど、今は、素人向けのエントリーモデルという扱いなのだろう。名前は同じだけどキャラは大きく違う二台である。

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