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2018年6月30日 (土)

二輪のコーナーリング比較

比較というのは、二輪の中の自転車と単車のコーナーリングの比較だ。
同じ二輪でもコーナーリングの感覚は全く異なる。
自転車のコーナーリングというのは、基本的に入口から出口に掛けて減速傾向、単車の場合は、加速傾向。バンクの深さも自転車は浅く、単車では深い。
車体の安定度も全く異なる。単車では深いバンク、速い速度であっても基本的に車体の安定度は高い。低い目線で速度が乗っていても車体は安定している。自転車では、バンクしていないので目線は高いまま。速度は思った程出ていない。車体は不安定かもしれないが、単車の感覚があれば、自転車でのコーナーリングに恐怖感を感じる事は無い。

同じ二輪でも似て非なるモノである。

下りコーナーで同じ曲率のコーナーを通過するとして、速度差はどのくらいあるか?というと、実感として1.5倍から2倍の速度差は生まれているような気がする。この絶対的な速度差による恐怖感の違いを考えると、単車のコーナーリングでは、ある限界に近付くと恐怖を感じるけど、自転車では恐怖を感じるような速度域に到達しない場面が殆どであり、下りのコーナーで怖いと言う感覚を抱く事は、ほぼ稀。

最近は自転車でヒルクライムをするようになって、結果的に、周回数の回数だけダウンヒルを行っている。下りのコーナーリングについての感想は、これまでは中央森林公園のコース等での感想に過ぎなかったけど、最近は急勾配の下りを下る事が多く、コーナーリングについて考える事も少なく無いのである。

自転車のコーナーリングというのは基本的に平和な印象が強いけど、濡れたマンホールとか、ブラックアイスバーン等を通過してタイヤがグリップを失うと、その滑りやすいエリアが路面の局部的な状況変化によってもたらされる不安定さ以外の場合、ほぼ転倒する。

前面がローμな路面でグリップを失ったりしたら、単車と違って立て直す術が無いのでアウトだ。路面が部分的に滑りやすくなっており、そこを通過した瞬間のみでのグリップロスなら、スリップダウンが僅かに留まるのでセーフとなるけど、それ以外ではアウト。
単車の場合は、仮にグリップを失っても、ある程度なら何とかなる事もある。そこは大きな違いだ。

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