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2018年6月13日 (水)

米国の本音

米朝会談が終わった。
トランプさんの本音の非核化、武装解除というのは何か?を考えると、完全な非核化、全射程距離のミサイルの破棄ではないのだろう。
恐らく、米国本土に届く長距離ミサイルのみ破棄してくれればOKということだろう。
日韓を射程に収めるミサイルは、どちらかと言えば北に保持しておいて欲しいのが本音に違いない。

仮に、その辺のミサイル類全てを武装解除となると、韓国のTHAADミサイルも不要となるし、日本に買って貰うイージスアショアも不要となる。それは、米国にとって不都合だろう。商品を売るためには日韓に脅威がなければならない。そのためには北の脅威が或る程度は必要。更に言えば、THAADシステムは基本は対中国の意味合いもあるけど、北の脅威が無くなってTHAADシステムが残るというのは、中国に対して言い訳が付かない。それも困るだろう。結局、北の脅威は適当に残って、日韓には兵器産業のお客様であり、中国に対する防波堤として機能してもらわなければ困るのである。

恐らく、北の体制保障への見返りとしての落とし所は、米国に届く大陸弾道ミサイルの破棄でOKなのだろう。或いは、米国は既に南を見切っているかもしれない。南が北主導の連邦国家となることを容認して、中国との防波堤の役割を南に求めるのではなく、海を隔てた日本に求める方が、コスト的にも好都合なのかもしれない。韓半島から引くことで中国の面子を立てる、、、、これで収める事を考えている節も見えなくもない。

米国としては、北の体制で米国に届く大陸弾道ミサイルのみ排除出来ればOKということで、その後のストーリーとしては南北関係の状況を見極めて判断すると言うことかもしれない。

ただ、大国の利害の落とし所としては、南北融和の後に、軍事的には日本と半島の対立だけ残し、日本を中国、半島との境界線として残すというのが主たる路線のように見える。そこに新たな市場を作ることは、中国にとっても、ロシアにとっても反対する理由は無い。韓半島を大国の新たな草刈り場とすることを考えているようにも見える。勿論、それで市場を作り上げても政治的には本質的に反米傾向の地域が生まれることは望ましくない。

韓半島から手を引き関わる莫大な経費を削減する一方で、日本には兵器産業の顧客として、対東の防波堤の役割を担わせる。また、半島の融和と解放の立て役者としての存在感で、政治的には手放すも、創世される市場に対してマーケット的には抑えるという選択のように見える。日本をアジアの防波堤として残す。当然、基地の維持に関わる予算とうは思いやり予算目当てだ。これが米国にとって最も好都合だろう。

少なくとも、米国としては南北融和は兎も角、日本と北の融和は望んでいないような気がする。或る程度の緊張感が続くことを望んでいるのだろう。拉致問題については、残念ながら大きく事が動くことは無いような気がする。

この大きな流れがあるとすれば、そろそろ日本の首相は、米国追従以外の選択肢が無い今の首相から別の首相に代わる方が良いかも知れない。

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