ドラレコで相互監視
ドライブレコーダー、前方視界撮影用に付ければ、自身の運転記録と遭遇する事故の事実認定に役立つし、後方視界撮影用に付ければ、煽り運転による挑発を受けた時に、証拠映像を記録するのに役立ったり、抑止に効果的。
ただ、これまでニュースでのドライブレコーダーの効果というと、他の通行車両のドラレコに煽り、事故が映り込んでいたのを証拠として犯人の検挙に役立つという話だ。
これ、関係無い車両のドラレコが事故を記録している事による恩恵というか、そんなもの。
広島では6歳の男の子がスクーターに跳ねられ、スクーターがひき逃げし、男の子は後続の車に轢かれ重傷を負った事件で、ひき逃げスクーターの所有者が検挙されたという話が報道されたけど、高速道路で車両を停止させて運転者を死亡させた話題の煽り運転の犯人の行動をあぶり出すのにも、通行車両のドラレコによる映像記録が決め手となっていた。
ということで、実際は、警察捜査の証拠提供として役立っているというのが実際のところ。
ドライブレコーダーというのは、或る意味、動く監視カメラみたいな存在かもしれない。相互監視社会到来のようにも見える。
多くの車がドライブレコーダーを付ける程、相互監視のネットワークが確立されていく訳だ、、、、或る意味、恐い話でもある。
最近、ドライブレコーダーを動画投稿サイトにアップする例が少なくなく、それを証拠に犯罪の検挙を行っているようだけど、投稿者の身元を明らかにさせた上で、事故や犯罪の証拠映像を正確に投稿出来るような公的な仕組みを警察は整えれば、いろんな事件や事故を迅速に解決できるようになるのでは無いだろうか?
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