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2018年7月31日 (火)

トヨタスポーツ

トヨタがスポーツイメージを高める戦略になって久しい。
その象徴が、現行86であったり、次期スープラだったりする。
それ以外の一般モデルには、GRという呼称でスポーツラインナップを増やしているようだが、、、、なんだか、今一ピンと来ない。

やはり、、、86といっても、これは良し悪しは別としてスバルの水平対抗4気筒エンジンありきで、スバル生産のモデル。これを、どうも昔のAE86とオーバーラップして考えるのが難しい。

そして、この度登場予定のスープラ。これは、BMWのZ4との兄弟車。シャーシ、エンジンはBMW製とのこと。やはり、A80以前のスープラと重ねて見るのも難しい。

そもそも、トヨタのスポーツモデルの真骨頂は、安価なパッケージにユーザーの自由度でスポーツモデルを成立させるイメージが強い。

パブリカベースのトヨタスポーツ800、70系カローラベースのAE86、基本は同じで2BOX化して登場したKP61、FFドライブトレーンを利用した初代MR2といったモデルである。他の多くのスポーツグレードも、基準車両にスポーツエンジンという組み合わせである。トヨタ2000GTとか、LFAという力の入ったモデル以外の通常ラインナップのスポーツモデルの多くは、汎用かつ安価に造り出すというイメージである。

別に低重心のボクサーエンジンとか、余所のメーカーの直六とか、それに拘るよりも、自前の販売力とラインナップを利用して安価なスポーツモデルを生み出すというのが、それらしい印象が強い。

BMW製スープラよりも、開発中止となったS-FRとかの方がトヨタらしいという気がする。

トヨタの手持ちのコマを使って安価にスポーツモデルを提供する、、、、そういうモデルの方が待ち遠しい。

そういう意味では、今ならマークXが一番トヨタスポーツらしい存在かもしれない。
正直言えば、アルテッツァのAS系を続けて欲しかったような気がする。

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