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2018年7月11日 (水)

浸水被害も避けたい

広島の場合、土砂崩れによる家屋崩壊が多いけど、岡山の災害のように堤防決壊等による浸水の被害も被っている。広島でも警報解除後の榎川の氾濫による浸水被害や、安芸矢口駅界隈の冠水被害も報告されている。
大雨や津波における浸水というと、綺麗な水がやってくる訳ではない。泥水が押し寄せるのである。
広島というのは、土砂崩れという印象が強いけど、地理的には小さな扇状地に小さな三角州が拡がり、その先に干拓地で平野を稼いでいる。そして、数多くの河川が市内を流れているのが特徴である。その河川にはいくつもの支流が繋がっており、三角州を囲む標高500m級の山から水が流れ込む構造である。
つまり、急激な増水が市内中央に向かって注ぎ込む構造となっている。

万が一、南海トラフのような地震が発生すれば、瀬戸内も海面上昇が2~3m程度生じるとも言われている。その場合、港湾部から干拓して拡大したエリアは概ね殆ど水没してもおかしくないのである。その場合の浸水域といえば、平野南端から平和大通りを過ぎて紙屋町界隈迄浸水する可能性がある。また、市内を流れる河川の東岸、西岸側というのは両サイドを囲む標高の高い山からの氾濫による被害は大昔から繰り返されてきたという地史があるのである。

そう考えると、今後高い確率で発生すると言われている南海トラフ地震による浸水、そして、今や50年に一度とは言ってられないような特別警報レベルの豪雨による三角州を囲む支流の氾濫による浸水を考えると、標高で数メートル以上の小高い丘が一番安全なのかもしれない。ただ、前記事で紹介したように背後に200m級以上の連なった山が迫る団地も避けたいところ、、、、

こう考えると、安心して住める所って言うのは、限りなく少ないような気もする。

山陰沖を通過する台風による強風等を考えると、南西斜面の団地は恐ろしいし、、、、

まぁ、そんなに心配しても仕方ないかも知れないが、浸水被害は甘く見ない方が良さそう。

っていうのは、この度の豪雨で冠水した安芸矢口駅エリアだけど、こちらは三年前の大雨で冠水したために排水ポンプ場を強化したエリアだけど、その対策も今回は役に立たなかった様子。一気に流れ込む水に対しては殆ど対処しようが無いのが現実である。

そう考えると、低地は生活に便利とは言っても、住むのはちょっぴりリスキーである。

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