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2018年7月 8日 (日)

西日本豪雨は、、、

金土日の三日間に渡り降り続いた豪雨。
2014年の広島市北部豪雨を凌ぐ豪雨、エリアが比べ物にならない。長崎、佐賀、北九州、愛媛、高知、広島、岡山、鳥取、京都、岐阜とエリアが広い。東日本大震災並みの広さ。
津波災害程ではないけど、それを彷彿させる甚大さである。
東日本大震災と比べると、放射能事故が無いのが最大の違い、、、

ただ、西日本豪雨ということで、広島県のJR全線の復旧の目途も立たない。高速道路も、国道2号線も寸断、、、、

で、スーパーでの買い物、昨日は地元のスーパーが閉店時間を午後10時から3時間繰り上げ、今日の日曜は棚は空っぽ、、、、何にもない。

恐らく、物流が寸断なら、この状態はしばらく続きそう、、、、一週間以上続くかもしれない。

このありさまは、広島市北部豪雨の比ではない。まるで、東日本大震災の時に商品が減った時のようだけど、それ以上。

正直、南海トラフ地震が起きて、太平洋岸西日本がやられて、瀬戸内の被害が軽微でも、物流が寸断されたら、こうなる?という事を想像させるような感じ。

今回の豪雨災害は、直接的な被害を受けなくとも、物流が破壊されると、直接的な被害が無くとも生活が立ち行かなくなる事を再認識させるもの。

ところで、今回の直接的な豪雨、広島市では450mm程の降水量であり、自宅の山も崩れるか?と思ったけど、驚くほど何も起こらなかった。ただ、一歩外に出ると、反対斜面側の団地裏山は結構崩れているし、対面する山側に広がる女学院大学の裏山も崩落して土砂が数キロに渡り流出していた模様。また、対面する山側の海側斜面の則面の石垣も数か所で崩落したりしている。

地形的に、海からの風を受ける斜面側の崩落が大きいように見えるが、これは、海側斜面が地形的に雨風の影響を受けやすく風化が進んでいるという事を示していそう。広島の地質は花崗岩質で固い岩山と言われているけど、風化が進むと亀裂が入って崩落しやすくなる。風化の進行度合いは、雨風日光の晒され度合いに従うもの。崩落場所を見ると、そういう場所が結構多い。まぁ、ほとんどの団地がそういう場所でもある。

大雨による土砂崩れもそうだけど、仮に震度の大きな地震がやってくると、やはり、そういう場所が崩落するだろうし、物流を担う交通網の寸断も予想される。

言葉は悪いけど、今回の西日本豪雨というのは、来るべき南海トラフ大地震の予行演習的にも見える。今回の災害復旧で問題点を洗い出す事が出来れば、将来の大災害には大きな教訓にもなりそう。

さて、明日月曜は、なんと従業員は管理職以外休業だそうだ。正直、名ばかり管理職だから、自身も休業したいところだけど、、、、一応、顔を出すだけ出してみようか、、、、。

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