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2018年7月 8日 (日)

煽り抑止力

後方車載カメラ、煽り運転に対して抑止力にもなるようだ。
先日も記事にしたけど、後方に異様に接近するエクストレイルが居た。通常走行中の車間距離が1m未満、徐行~渋滞時のノロノロ運転時には30cm程にも接近。

でも、再接近後は、突然車間距離が15m以上、下手すれば20m以上にも離れる。

30cmに接近した時には、後方のドライバーから見えるように、車内の後方用モニターを運転席から指差してみたのだけど、その直後に後方から消えたのだ。

想像だけど、後方視界を撮影するカメラに気付いたというのが、車間距離を取った理由と思われる。

ドライブレコーダーで後方撮影というのは、煽り運転に対して相当有効のように思う。
後方車載カメラなら安価なドラレコでもナンバーもしっかり映る。前方からの映像でナンバーを特定するには、結構構成なカメラが必要だろうけど、後方からの車両特定なら楽勝。

前方からの車両を撮影する場合、自車速度+対向車速度が撮影対象の移動速度。自車が40km/h、対向車が40km/hなら80km/hである。1秒間に22mも接近する。フレームレートが30fpsだから、コマ間隔で70cm程撮影距離が変化している。高解像度のカメラでないと、ナンバー迄映らないこともある。

しかし、後方からの車両を撮影する場合、撮影対象の移動速度は、自車速度-追走速度だから、下手すると相対速度はゼロの場合も。その状態で長時間撮影可能。長時間、小さな速度差で撮影しているので、大抵は後ろの車両の情報を正確に記録出来る。ナンバーはバッチリ映る。

前方から煽りを喰らう事は無い。煽りは後方から喰らうもの。煽られた記録を残すならドラレコは、まず後方に装着するのがお奨め。

更に言えば、後方から目立つように撮影するのが更に良いかも知れない。抑止力として機能するの間違いなしである。

前方を撮影するドラレコというのは、煽り運転というよりも、対向してくる我が物顔の車の撮影や、事故状況の確認のための存在だけど、後方撮影というのは、自身の運転ではなく、後方からの煽り運転を撮影するためのもので、後方というのは、接近する車両の一部始終を撮影出来る。低画素であっても、撮影時間は長いので異常接近する車であればナンバープレートの文字は楽勝で読みとれるものである。

ドライブレコーダー、普通は前方撮影だけがメインだろうけど、普通の人が使うのであれば、前ではなく、寧ろ後を優先して撮影する方が良い。
最近見返る前後同時撮影のドラレコはどうか?というと、、、前メイン、後補助というのは今一かも知れない。補助用の後方カメラというのは性能的に今一の場合が多いからだ。

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