ポータブル空調機
一番ベーシックなのが扇風機、次が冷風扇そして冷風機がある。
扇風機というのは、風をプロペラで送るモノ。冷風扇といえば、水分の気化させることで潜熱を奪って温度を下げた空気を送るモノ。冷風機というのは、基本エアコンである。
で、この夏、冷風機を一台購入した。
最初は扇風機を考えたけど、猛暑には殆ど無力。冷風扇といえば、氷水そ染み込ませた布に風を当てて、水分を蒸発させる時に潜熱によって温度を下げた空気を送るモノ。確かに冷たい空気かもしれないが、密閉空間で湿度を上げるのが致命的。
で、選んだのが冷風機(簡易エアコン)である。
候補は、コロナのCDM-1418というモデル。希望小売価格は76,800円だけど流通価格は38,000円程度、これに排熱ダクトパネルを買うと6,650円だから併せて45,000円程度。それから、トヨトミのTAD-2218Wと言うモデル。これは出力で2.2kWとそこそこ強力、実売価格は45,000円程度で排熱ダクトパネルは同梱。
価格は同じくらい、出力を比較するとTAD-2218Wの方が強力ということで、今回は試験的にTAD-2218Wというモデルを購入。送料等込みで47,000円である。
目的は子供部屋を冷やす事。モノは試しだ。
取り扱いはネット店舗が多いので、ネット通販で購入。発注して届く迄に二日。ミナト電機さんだ。
届いた日は、最高気温が35℃越えの猛暑日。で、部屋に設置してみた。
設置に苦労したのは排熱パネルの設置だ。部屋のサッシが輸入住宅の窓で、国産サッシと形状が違う。そのままではしっかり固定出来ない。しっかり固定させるために、付属パネルをサッシ枠に固定する時に、車の燃料ホースを使って緩みと隙間を埋める様に処置。後は、特に問題無し。パネルの設置に要した時間は20分ほど。なお、子供部屋は東向きの6畳間だ。
設置したのは、午後2時である。部屋の温度が36℃、設定温度を26℃で運転開始すると、1時間で29℃に到達。更に1時間経つと26℃に到達。
音は、昔の除湿器のような賑やかさも無い、。結構静か。キンキンには冷えないけど、炎天下の日で室温が28℃程度に到達するのなら全く問題無い。夜間、子供が子供部屋で勉強するのなら、恐らく十分以上に快適温度が維持出来そう。
当初はスポットクーラー故に大丈夫か?とも思ったけど、想像以上に冷えた。
まぁ、簡易エアコンでも出力は2.2kWと、それなりの出力。この手のエアコンでは、排熱が室内にある限り効果は薄いけど、排熱をしっかり排気ているので、もはやエアコンである。
ただ、排熱ダクトをきっちり設置していると、ポータブルという程手軽なモノでもない。実際には、結構なスペースを占有する。
長所は、手軽に設置出来る。排熱を行えば効果は期待通り。他の部屋での使用も可能。
短所は、据え付けスペースが結構必要。モノが多い狭い部屋には不向き。ダクトの長さから窓の配置が条件を満たすか?が問題。
今回、設置する部屋の窓の高さサイズと設置場所をしっかり検討していたからOKだけど、その辺の想定が甘いと使えない場合もあるかも、、、
個人的には満足である。
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