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2018年7月 5日 (木)

上半身の筋肉は、デッドウエイトか?

ローディの世界では、上半身の筋肉はデッドウエイトだとか、ロードバイクは体重が全てで軽ければ軽い程速いとか、太い脚のサイクリストはペダリングが下手だとか、、、そういう話が多い。

まぁ、そうかもしれないけど、気にしない。

気にしない理由は、自分と正反対だからだ。自身の上半身は結構ゴツイ。胸囲110cmだからサイズはLLとかFサイズ。体重は170cmの身長にして73kgチョイである。数年前から+8kgである。ただ、体脂肪率は11%前後で安定。脚は、ハッキリ言って太い。脹ら脛で40cmオーバー、太股で63cmオーバーである。因みに、ウエストは73cmだ。筋肉量は61kg、骨格筋率は38%、骨量は3.4kgという状態。なお、基礎代謝は1780kcal、安静時心拍数は32bpm、通常時体温は34.8~35.1℃だ。最高心拍数は224bpmである。

下半身の筋肉量は相当多い状態だけど、上半身の筋肉量も負けずに多い状態。それ故に、体重は軽くないのである。

因みに、ここ数年の筋トレで体重を最大で8kg程増量している。これは体幹、上半身の筋肉を強化するのを目的に筋トレで負荷を増やして毎日2時間をずっと続けてきたから。効果としては、腰痛、ぎっくり腰等と無縁。一寸した違和感が在っても翌日には治癒出来る感じ。

ただ、ロードバイク的に言うと、ヒルクライムではデッドウエイトが8kgということ。

しかし、、、、最近取り組んでいる直立姿勢後乗りをヒルクライム、向かい風、平地走行で適用してみると、興味深い事が判る。ヒルクライムでは大きな斜度を重たいギアで、平地でも前乗り時よりも二枚重たいギアを踏んでも疲労感少なく長時間維持可能。ケイデンスは少し下がるけど疲れない。そして、走行速度が15~20%程アップするようである。

因みに、直立姿勢後乗りでは、脚の筋肉、体幹の筋肉以外に上体の筋肉を断続的に利用している自覚があるのだけど、自覚した瞬間に電動アシスト自転車にサポートされるかのように速度が一気に乗る感覚である。つまり、自覚としてヒルクライムでさえもデッドウエイトというよりもスーパーチャージャーのようなアシストを感じるのである。平均12.5%斜度の勾配で標高1000m登坂で、15km/hのアベレージが確保出来るのは、5年前で体重が8kg軽い時よりも約2割は速度が速いのである。

個人的な話だけど、上半身の筋肉をデッドウエイトにしないペダリングを行えば、それは武器になるような気がする。

個人的には、前乗り、後乗り、前傾姿勢、直立姿勢、色んな乗り方に応じて筋肉を色々使い分けて乗れる方が良いような気がする。ピストで前傾前乗りで平均ケイデンス140rpmで走るのも楽しいし、ピストでヒルクライムするのも楽しい。しかし、ロードバイクでアップライトに乗って長時間ハイアベレージで走るのも楽しい。

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