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2018年7月18日 (水)

広島の山

豪雨災害で土砂崩れ、土石流の発生したのは、標高で300m以上、多くは標高500mクラスの山の谷筋だ。標高の高い山は、以前も紹介したように、複数の山体が連なった連山的な形態をしている。更に、標高で150mを超える山は、高度が高くなる程に勾配が急になっている。
標高で150m以下の山は勾配が緩いのに対して、標高の高い山は勾配が急なのである。

逸れ由縁い、標高の高い山は山頂付近からの土砂崩れが発生しやすく、それを起点に崩れた土砂が土石流となり麓迄一気に拡がるのが特徴である。

今回、広島県南部地域の山地においては、5000箇所以上の土砂崩れが確認されたそうだ。殆どの土砂崩れ箇所、土石流発生箇所は、高い標高の山の斜面であり、土砂崩れが頂上付近で発生しているのは、勾配の急な山地となっている。

勾配が急か否かの判断は?というと、地図の等高線の間隔で見るのが一番正確だけど、実感として急か否かを判断しようと思えば、山頂迄車で上れる舗装路が付いているかどうか?でも判断可能かもしれない。

広島外から引っ越してきた友人の話を聞くと、海岸線の道路を走っていると、切り立った山が迫るように連なっている広島は、独特の地形で平野が少ないという印象だそうだ。急勾配の高い山に隣接する平地、、、、平地が便利だといっても山の斜面が崩壊すると麓の平野も甚大な被害を受けるのが特徴なのかもしれない。

山というのは、これからの時代、危険な存在のようにも見える。危害を及ぼす可能性の低い山がどこで、どの辺りに住むか?のが安全か?というのは、低い山の少ない広島では答えが出しづらいようにも思える。

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