ハイブリッドでもアナログ操作が、、、
アクアに乗って思った。別にEVだろうとHEVだろうと、ATで運転が楽である必要はあるのか?ということ。
これ、MTにして、フットブレーキと回生ブレーキの分配率、或いは、回生ブレーキとエンジンブレーキの分配率とか、モーターアシストのタイミングと比率とか、或いは、エンジン主体にするか、モーター主体にするかといった部分を機械任せではなく、運転者の判断に任せてレバーとかダイヤルで操作させるように出来ないモノか?ということ。
仮に、モーターの使い方、回生のタイミング、エンジンのシフトポジションの選択毎に、細かくユーザーが操作出来るのなら、これは結構楽しいかも、、、、、である。
出来るだけ燃費を悪化させずに、必要な時にモーターパワーを開放する。そして、減速時等には、手動でエネルギー回生して回生率を如何に高めるか?をユーザーに任すとすれば、これは結構楽しいだろう。前例としてはCR-Zのボタンのような機能だ。
運転において運転者の操作が単純化されて機械任せに陥るのが嫌という理由で、AT車、自動運転技術、HEV、EVが嫌いなんだけど、この辺の自由度が運転者に任せられるのなら、正直、EVでもOKである。
実際、二十年前のラジコンカーでもモーターアンプのパワー特性の変更が自由自在であり、デフの機器具合、ギアレシオ、変速機能等をカスタマイズする事によって、結構楽しめたのも事実。モーターだから楽しめないのではなく、運転者の自由度が無いのが問題なのである。
運転者の操作の自由度が担保されるのであれば、個人的にはEVだろうがHEVだろうが構わない。
運転を楽しむというのは、操作に自由度があるかどうか?である。運転操作において運転者の自由度が無いので在れば、内燃機関だろうと何だろうと楽しくないのである。
F1におけるPUだって然りである。パワーの開放がユーザーに任される、、、これが楽しいのである。開放されるパワーというのは回生されたエネルギー量次第というのも楽しそうである。多くのパワーを長い時間使いたいのであれば、如何に回生量を確保するか?という事である。これを考えながら操作出来るので在れば、通常のMT車におけるシフトポジションのチョイスに五感を働かせて乗る事以上に楽しむ事が出来るかも知れない。
そういう意味で、個人的には、歴代国産車のエコカーの中では、CR-Zが一番好みに合うモデルとも言える。
そもそも、エコカー=運転が楽な車ではない。エコカーであっても操作の楽しみが味わえるなら構わないのである。使い手次第で、エコになるかどうかが決まる、、、、そういうHEVが在っても良いような気がする。
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