外人向け
やはり、BT1100は大柄。
まぁ、イタリアンバイクである。イタリア人向けの車格なのかもしれない。
ハンドルは幅広いし、シートも幅広、シート高も低くない。
他のバイク、CX、SV、ガンマは両足踵までべったりである。ハンドルも肩幅程度で脇は開かない。
それに比べると、BTは両足は踵が少し浮く。片足ならべったりだけど、、両足べったりにはならないのだ。ハンドルも結構幅広。アップハンドルで幅広だから、気持ち前屈み姿勢になる。
シートとステップの距離も広いので膝関節の曲がり具合が微妙な感じ。
それ故に、ステップ自体を15mm程度アップさせるマルチポジションステップを使っている。
もともと、重量級の車体に、大柄なポジションである。押し歩きでも重さを少々感じるけど、中低速での取り扱いもポジションが少し大きめ故に、手に余る感がある。
やはり、日本人を考慮していない感じである。
ただ、この車格故に、各部のパーツの存在感、スケール感がピッタリ来るのだろう。エンジン、タンク、フレーム、サイドカバー・・・・その造形、大きさのバランスはピカ一である。
バイク自体は不人気車だけど、デザインはピカ一だと思う。このデザインは、このエンジンの存在感に負けない各パーツの造形、サイズがイイ感じなのだろう。
ただ、このデザイン自体は、恐らく日本人には今一なのかも知れない。
当初、車格だけが外人向けと思っていたけど、このデザインも日本人向けではないのだろう。
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