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2018年8月12日 (日)

真夜中のスーパーカー

地方NHKが製作したドラマ。トヨタ2000GTとLFAの併走シーンが話題を呼んだドラマだ。
まぁ、NHK製作のドラマ故に、ストーリーは優等生的な展開。未来の車が人工知能を持ち、自動運転が行えるようになる、、、、それを、基本的に肯定的に説明した話である。
まぁ、自動車メーカー提供のストーリーで、それを否定的に論じるドラマ等有り得ないから、ストーリーとしては当然といえば当然の展開。
ただ、こういうストーリーが企画で承認されて、一定の評価を得るというのは、そういう流れを受け入れるというか、そういう社会風潮が主流なんだろう。
車が生活の中で人の移動という部分を支えるために進化していく、そういう流れにスポットを当てたストーリーではあるが、そういう方向性というのは、車のオモチャとしての側面がドンドン失われるようで、やはり個人的には今一好きになれない。

正直、車や単車というのは移動のための道具ではあるけど、それよりも機械を操縦する部分に軸足をおいた接し方の方が、自分では大きい。
週末に、単車に乗ったり、車にカスタマイズを加えるのは、移動が目的ではない。乗り方の違いを感じたり、カスタマイズの結果を実感したりするために操縦しているのであって、結果的に移動しているけど、行き先は定まっておらず、走る場所は何処でも良い場合の方が多い。操縦したり実感したりした結果、結果的に移動しているだけである。

機械を自分の思い通りに、自分の好きなように扱う、、、これが、車や単車を動かす最大の理由である。操作法に指図を受けたり、自由度が奪われたりするのは、まっぴらゴメンである。

ただ、車の自動運転技術が進化して、エコ、安全方向に突き進んでいく一方で、パフォーマンスや楽しみを追求したモデルがリリースされているのも事実。ただ、そういうパフォーマンス志向、楽しみ志向のモデルが高額車だけでなく普及価格帯のモデルにもラインナップされていく事を願うばかりである。

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