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2018年8月30日 (木)

イグナイター比較

さて、お別れのBTですが、後期型のモデルですが、これはバッテリーの下にイグナイターユニットが格納されています。コネクターは長円カプラーが一つ、三菱電機製で5JNの浮き出し文字があります。
これは、イモビライザーを装着した車両ですが、動作の雰囲気から判断すると、イモビライザーで点火のみをカットするだけの仕様のようです。
点火以外の電気系統はキーオンのポジションで全て作動しています。

さて、BTには前期型が存在します。一見、同じ様な構造ですが、電気系統は結構違っています。前期型にはイモビライザーは装着されていません。そして、イグナイターのカプラーは二つのコネクターで接続する構造となっており、前期型と後期型は全く違います。
それ故に、物理的にイグナイターを流用する事はNGのようです。但し、イグナイター自身は三菱電機製となっているようです。

この時点で、イグナイターの流用で復活は可能か?という検討は諦めたのですが、色々調べると、興味深い事が判りました。

それは、機関型式が同じモデルであるドラッグスター1100/ビラーゴ1100です。こちらのモデルは3パターンに分かれているようです。ビラーゴ1100~初期のドラッグスター(J4T101)は2カプラーで前期BT1100(J4T132)と同じようなイグナイターとなっております。その後、ドラッグスターでは後期型BT1100(J4T157/5JN-10)と同じ形状のイグナイターとなっているようです。ただ、後期型のドラッグスターでも2004年頃を境にイモビライザー付きとなっています。
このドラッグスター1100のイグナイターユニットを調べると、J4T137/5KS-00モデルのモノの画像を採取する事が出来ました。すると、このイグナイターがコネクター形状、ピン数、ユニット形状が瓜二つとなっています。浮き出し文字は5KS表記となっています。表記が異なるので、細かい処は違う可能性がありますが、もしかしたら、流用可能か?とも思えます。ただ、不明のモノを調達するというのはリスクがあるので、トライするか?というと、チョット否定的な印象ですね。

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