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2018年9月20日 (木)

ランドナーを今に

スポーツサイクルブームが続いて久しいけど、基本はロードバイク中心。まぁ、MTBもそれなりにバリエーションが増えてきている。
ただ、80年代初頭に自転車で遊んでいた自分のような世代から見れば、サイクリング用自転車の定番であるランドナーが完全に茅の外というのは少し寂しい気もする。

70年代後半から80年代初頭に掛けて、サイクリング車の定番といえば、ユーラシアツーリングである。下のロードマンからステップアップといえば、ユーラシア。その中には、ロード、スポルティーフ、ランドナーとあったけど人気の中心はランドナーである。

ランドナーといえばサイクリング自転車であるけれど、太いタイヤ、優れた積載性で、高校生の通学自転車としても人気を博していた存在。実用的にも優れた自転車であり、そのカテゴリーがランドナーだ。

今、健康ブームで通勤、通学、サイクリングとマルチに使うなら、、、、今はやっているロードバイクよりも、寧ろ、ランドナーの方が適しているように思う。
ただ、当時のランドナーの装備、風貌は今の視点から見れば古くさいのも確か。ということで、今の時代のランドナーを取り敢えず作ってみたい。
別に昔のランドナー、スポルティーフを復刻して乗るのではなく、今の時代のメイン構成を使ってサイクリング~通学に使えるようなパターンである。

サイクリング+通学に使えるとなると、頑丈なキャリア、しっかりと深い泥よけ、ドロップハンドルが必須である。それが付けられるような構造というのが大事である。
汎用のキャリアは荷物を載せると変形しやすい。汎用の大きなクリアランスのフェンダーは泥はね性能は今一。サイクリングするならドロップハンドルが理想である。
そのような構成の自転車は存在しなくとも、そういう形に作ることができるか?を考えると、それに対応できるフレーム、車体となっているか?が大事。
キャリアについては、キャリアマウントの有無、フェンダー装着ならフェンダーステーダボの有無のチェックが必要だ。ハンドルについては交換可能だから気にするまでもない。

今の時代、MTBでも29erとかホイールサイズが大きく700Cサイズとなったりしている。となると、ランドナーというかサイクリング用自転車を650Aサイズに拘って作る必要もない。700×38C辺りで十分である。そういうサイズならば、クロスバイク等々が該当する。
現代のクロスバイクをベースにツーリング自転車を作るっていうのは悪くない選択肢かもしれない。

現代からベースを探すとすれば、ディスクブレーキ装備のスポーティな自転車が現代のランドナーベースに最適な感じである。
そういう視点で探せば、ディスクロード~電動アシスト自転車迄選択肢は広くなる。

個人的には、キャリアも良さそうな専用品が選べる電動アシスト自転車のジェッターが現代版ランドナーベースには最適な印象だ。

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