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2018年9月 8日 (土)

不人気車はお奨め

四輪、単車ともに市場に受け入れられる人気車、そうでない不人気車に分けられてしまう。不人気車になる理由は様々だ。思い付く理由を列記してみると、、、
・人気車に追随して登場した二番煎じなのに、人気車を凌駕するポイントが乏しい
・新たな需要を見込んで登場するも、市場に需要が存在しない
・人気のカテゴリーながら、競合車種に対するアドバンテージが存在しない
等々、色々あるけど、登場して不人気車となった車両を見ると、大抵は、一目見て不人気車となる要素に溢れており、マーケットのプロが登場させたとは思えないようなモデルも数多く存在している。
そんな不人気車の特徴は、登場して即消滅というパターンが多い。つまり、一代限りでM/CもFMCも行われない場合が多いのが特徴。
ただ、そんな不人気車であっても、興味深いのは、全世界的に見れば生産年数は長く、トータルでみればM/C、FMCを繰り返して長く生きながらえているモデルが殆どである。

日本国内では見向きもされないけど、トータルで見れば長期間に渡り製造されているというのが少なくない。欧米市場においては好評を博すも、国内では不評というのは、或る意味、真の不人気車とは言えないかも知れない。真の不人気車というのは、国内外を問わず市場から受け入れられず即消滅したようなモデルということになるが、見渡してみると、国内外で受け入れられないモデルというのは、殆ど存在しない。思い起こしても、そういう内外で不評のモデルは思い付かない。

一般に、国内で不人気、海外で人気というモデルが、不人気車というパターンに該当するモデルとなるけど、国内で不人気、海外で人気というモデルの特徴は、諸元的見ると比較的大人しいというのが共通点である。実際のモデルのキャラクター付けも、どちらかといえば大人しく、用途といえば中庸狙いというパターンが多い。過激な高性能を目指したモデルでは無い場合が多いようである。用途的には、日常使い用、或いは、万能性重視というモデルが該当しているように思う。

個人的には、モデル的には実際の使い道を考えると、海外で人気を博したモデルという方が好みだ。国内での人気度は?といえば、国内では不人気車の烙印を押されつつも、海外では人気で、トータルでは数年レベルで製造されたようなモデルがベスト。

海外だろうが国内だろうが、実際に運転するのは公道である。公道といえば、カタログを彩る言葉通りの性能を発揮するなんて有り得ない。殆どは、日常的な移動で使うだけである。そんな日常を快適に過ごすには、実用性能を重視し、一番使用頻度の高い用途において高い性能を提供するとなると、突出した高性能狙いとは異なるモデルの方が適している。
そういうモデルは、海外で人気のモデルであり、そういうモデルこそ、国内において扱いやすいのである。

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