ベーシック
最近の車、何だかんだ言って安くない。
価格を押し上げている理由は?というと、恐らくだけど、安全装備、快適装備をてんこ盛りしているからだろう。ただ、そういった装備が欲しくないといっても、今の時代、漏れなく装備されているのが実際のところ。
個人的には、車の在り方としては、付帯装備の積み増しで価格が上昇するよりも、価格が上がるのなら基本部分の拘りによるようなパターンの方が好み。
価格の配分としては、基本部分にしっかり配分し、付帯装備、使う頻度の少ない装備、過剰装備をカットしてトータルのコストを抑えるような構成が理想。
そういう目線で見て、自身の立場で理想的なモデルといえば、デミオ15MBというモデル。装備類は最も質素だけど、見る限り、必要十分。エンジン、ブレーキ周りはグレードの標準を上回る装備だけど、価格はデミオラインナップ中で下から二番目の価格付けである。これはなかなか魅力的である。
最近のモデルのラインナップを見ると、上級グレードはエンジン、シャーシの基本部分がハイグレードならば、装備もそれに応じて過剰装備となっており、過剰装備をカットしたモデルを選ぼうとすれば、基本部分も最低限度に落とされている場合が少なく無い。
そう見ると、基本部分がしっかりしていて、装備部分の過剰要素をズバッとカットした15MBは稀有な存在である。
ただ、過去を振り返ると、基本部分は上級グレードと同じで、装備の違いでラインナップを構成していた時代もあったけど、最近は少ない。
それにしても、デミオの15MBというのは、価格は156万円というプライス。同クラス他社ハッチバックのスポーツモデルは、軒並み200万円オーバー。例外的にスイスポが185万円程だけど、それでもデミオの価格は図抜けている。
出来れば、デミオの限らず、こういう装備構成のグレードを色んなカテゴリーの車に各社とも展開して欲しいところ。
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