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2018年9月25日 (火)

ゴジラ映画

今更ながらゴジラ映画を見直している。切っ掛けは、録画していたシンゴジラを見直したこと、『ジ・アート・オブ・シンゴジラ』、『新ゴジラ論』って書籍を購入して読んだこと。

ゴジラ映画を録画して保管してあるのは、昭和ゴジラシリーズ、平成ゴジラ、ミレニアムゴジラとハリウッド版ゴジラ2本、それからシンゴジラだ。

ゴジラ映画の傾向は、ゴジラという天変地異や戒めの象徴的な怪獣が登場するというのが最初、その後、何故か正義の味方になったり、怪獣との対決モノになったりして最後に廃れるというパターン。対決モノで廃れるのは、設定に無理があるとか、勧善懲悪をハッキリさせて低年齢でも理解出来るような単純化した事が原因のようにも見える。

ゴジラ映画的に個人的に好きなのは1954年の初代ゴジラ、1984年の昭和59年作だけど平成シリーズ第1作と言われたゴジラの二作品がベスト。対決モノでは、話の由来が時代背景を色濃く反映したモノに限られる。そもそも、ゴジラというのは核の乱用による警鐘、危機の暗喩を怪獣に投影したもの。それ故に、ゴジラ以外の怪獣も、そういう人間社会における時代の警鐘、危機を暗喩できる理由が必要。そういう意味では、公害問題を訴えたり、生命工学の暴走による倫理の問題を訴えたりする理由が必要。つまり、対ヘドラ、対ビオランテが好みである。

こじつけ的にUFOだったり、宇宙人だったり、タイムマシンだったりすると現代社会において直面する危機とは懸け離れすぎているので、暗喩対象が無い怪獣に説得力が生まれない。また、勧善懲悪の度合が強すぎたり、人間の身方になりすぎたり、他の怪獣の登場論理に無理が有りすぎたりするのは、映画自体が面白くても、シリーズの中での好みの順位自体は低くなる。対決モノではないけど、時代背景を色濃く反映し、災害の象徴的な存在ともとれるシンゴジラもゴジラと分類すべきか?で迷うところだけど、面白かった。

登場する怪獣としては、ヘドラ、ビオランテというのは、シリーズの中でも非常に好みなキャラクター。敵キャラ=悪そうな表情という図式から外れた訳の判らない気持ち悪い存在というのが秀逸。由来の根拠を含めて社会風刺、時代背景等々の面でも存在意義を感じる。

色んなキャラと登場させて、SFおとぎ話的な映画で怪獣対決モノなら、ゴジラシリーズよりも、モスラVSキングギドラとかの方が良いような印象。

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