低回転トルク型エンジン
CXとかBTに乗っていて感じる面白さ。
それは、1000~2000rpmの極低回転で高いギアを選択して走っている時の感覚。
速度的には30km/hチョイくらいの速度域だ。この速度域で、2000rpm以下でも実用上のトルクは確保されている。
その状態からアクセルを開けると実に心地よい。太鼓を叩くような排気音で一回毎のエンジンの爆発が手に取るように判るけど、その一回の爆発毎に、車体が前に進む感覚である。
爆発毎に大股で駆け出すように速度を上げる。
2ストロークバイクとか、高回転型エンジンのバイクのように高回転域で血の気の引くような加速とは違う。爆発毎に速度が伸びるのが楽しめるような加速である。決して不満を感じるような加速力でもない。十分すぎる加速力だ。
この爆発音毎に車体が大股で進むような感覚は、味わうと病み付き。
高いギア+低い回転数で走れるので疲れない。余裕が一杯である。
同じVツインでもSVでは少し物足りない感覚。これはCX、BTならではの世界。
低速型エンジンの醍醐味である。
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