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2018年9月27日 (木)

肥満が癌を!?

北海道大学の研究グループが、肥満が発ガンを促進する仕組みの一部を解明したという。

それによると、肥満による慢性的な炎症等の不健康状態が、癌を誘発する変異細胞(初期癌細胞)が体外に排出される機能を抑制しているという。

健康状態であれば、初期癌細胞は積極的に体外に排出されるのに対して、肥満状態では膵臓、小腸での排出が滞り、初期癌細胞が組織内に残存するという。この残った初期癌細胞は、膵臓で一ヶ月後に増殖して腫瘍の塊に至ったという。

まぁ、癌というのは、そもそも異常細胞の増殖。異常細胞とは異物であり本来の免疫機構的な役割が備わっていれば、早期に処理されるべき存在。そのシステムが健全であれば健康が保たれる筈だけど、異物が体内に残るというのは、本来の身体の機能が不全状態だからというのは普通に考えられる事。身体の機能の不全状態というのは、身体が不健康な状態。不健康というのは、健全時期に行えていた機能が行えなくなった状態で、その状態の代表的な一つが『肥満』である。考えてみれば、極当然の話。

肥満というのは、そもそも代謝の中で消費・支出を司る運動を行わない生活の果てであり、運動器があるのに使わず運動しないという異常状態の果てとも言える。

動ける時にしっかり動く習慣があれば、運動機能の衰えも無いし、運動不足による余剰エネルギーの蓄積、つまり脂肪の蓄積=肥満には至らない。

出来ることを、常に行う、、、、そういうスタイルがあれば、大方の問題は回避出来るのでは?と言える。

それを証明したような研究にも見える。研究としては、肥満による炎症等による機能不全が及ぼす影響を確認するようなテーマなのかもしれない。

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