自動化して、楽しい?
単車の醍醐味といえば、様々な操作を自分で行うというところ。独立した操作系統を調和させながら操作するというのが一つの醍醐味。
速く走るというのも一つの目的だけど、そのために、独立した操作系統を調和させながら上手い具合に扱うというのが一つの醍醐味。
そう考えていたけど、最近のモデルは、独立した操作系統を上手い具合に操作するという部分が機械側の範疇に取って代わられつつあるような印象。
四輪車では、運転者層の広さを考えれば、或る意味理解出来るけど、単車において、単純に速く走るために複雑な調和操作は機械任せにするというのは、果たして良いのだろうか?
今後は、ABSが義務化されるけど、BTL(バックトルクリミッター、スリッパークラッチ)、IMU、オートシフター等々は採用モデルが少なくない。ABSの類ではインテグラルブレーキといった前後連動ブレーキも既に登場したりしているけど、80年代以前のモデルと、今時の最新モデルとを比べると、操作という部分は随分と様変わりしている。
まぁ、四輪でもMTでも坂道発進アシストとか、MTでも回転を自動的に併せてくれるiMTとか、色んなデバイスが登場しており、時代の流れなのかもしれない。
ただ、単車に関しては、そういう操作の類を調和して扱えるようなる過程を楽しむって考え方は大事だと思うのだが、時代的には、チョット違うのかもしれない。
何でもかんでも、誰でも簡単に扱える、、、、それは違うような気もする。
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