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2018年10月19日 (金)

重さはハンディ?

今時のロードバイクといえば、軽さが正義的な面が強い。
フレームだけでなく、ありとあらゆるパーツのカーボン化が進んでいる。
確かに重量は軽い。

ただ、軽さはホントにメリットだけを生み出すか?というと、何とも言えない感じ。

軽さは必要だけど、過度に軽さを求めるのはどうか?という気がしないでもない。

印象的には、そこそこ軽いレベルで十分な様にも思う。

ところで、軽さによるメリットって何か?というと、それはヒルクライムに尽きるだろう。絶対的な高度を稼ぐ場合、持ち上げる質量は小さい程有利なのは間違いない。そうならば、軽さは最大の武器というかメリット。

では、軽くないメリットっていうのは何か?というと、慣性の大きさ。一度乗った速度が抵抗等によって失われにくい。重力の大きさによる突進力の大きさもメリット。ダウンヒルにおける下る力の大きさもメリットだ。平地における走行では車両重量は殆ど抵抗に影響しない。質量の大きさは慣性力の強さに直結する。平地走行では、風の抵抗、荒れた路面の走行抵抗による減速力に対して進行方向の慣性力が大きければ速度を失いにくいのもメリット。空気抵抗は兎も角、路面抵抗というのは軽くて硬い車体での跳ね回りは、速度を更に失わせ易くする。
こうして考えると、上り以外は重さは大きなメリットとなる。

軽い車体は、硬い材料を必要最小限の量で使って構成する一方で、重たい車体は、比較的柔らかい材料を沢山使って構成する。構造的に、重たい車体程、多くの部材で車体を構成する。つまり、部材単体あたりが受け持つ荷重が小さくなる。つまり、部材単体は柔らかく作ることが可能。こういう特性から、重たい車体の方が乗り心地が良くなる傾向にある。

軽さを諦めることで、乗り心地が良い、安定して速度を保ちやすい車体が生まれるということである。実際、ヒルクライムとそれ以外の走行頻度を考えると、軽い車体よりも重たい車体でメリットを最大限狙って作る方が良いかも知れない。

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