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2018年10月31日 (水)

位相クランクよりも、、、

挟み角が90°で無くとも振動をキャンセル出来るメカニズムとして位相クランクがある。ホンダのNV系Vツインエンジンがそうだ。
乗った事があるのは、NV400SP、BROS400/650だけど、CX等に較べると非常に出来の良いエンジンという印象。
ただ、Vツインだけど、これらのモデルを欲しい!とは思わなかった。

別にどういう事無いけど、Vツインなのにクランクウェブが三枚ある。見た目のバランスが今一好きになれない。スティードのエンジンは位相されていないけど、やはりクランクウェブが三枚ある

Vツインのメリットはクランク周りを最小にするというのがポイントだけど、その意味からすればチョット違う感がある。挟み角が90°以外で振動が残るのは構わないけど、ウェブは二枚、、、これが良い。

そういえば、VTR1000Fが開発された際の開発者インタビューでも車体長を抑えるのに挟み角をタイトにして位相クランクは?という、インタビュアーの問い掛けに対して、やはりウェブが増えて幅が拡がるのは、、、、という受け答えがあったのを思い出す。1997年頃の話だ。

位相クランク系Vツインのクランクシャフト、ウェブが三枚、両端がベアリング、シャフトのバランスが悪い。見た目が今一。

見た目のバランスが悪いのは、あまり好きではない。機械っていうのは見た目のバランスも大事。アンバランス、不格好っていうのは、単車に限らず危なっかしい場合が多い。

因みに、今流行のパラツインの位相クランクエンジンのクランクシャフト、あれも、どうもバランス的に今一感が強い。

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