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2018年10月11日 (木)

SR400

といえば、1978年に初代が登場。記憶による400ccと500ccが同時登場。400ccはシート後端部下部にカウル状の塗色部があるけど、500ccのSR500は無し。
カラーリングはSR400には金色の太い湾曲ラインが入っており、SR500は赤タンクにゴールドのピンストライプという構成。
価格は30万円未満だったように記憶している。
タイヤはブロックパターンのようなタイヤで、ベースのXTを引き継いだデュアルパーパス的な走りも可能なモデルだった筈だ。

そんなSRも登場から40年たってベースが53万円、限定車が64万円、、、、およそ2倍になっている。

SRは変わらないと言いつつ、今のSRはSRXが登場してドラム化したモデルからの流れに乗っている。初期のSRは半分オフ車、その後、キャストホイールでSR400SPが登場して普通のロードスポーツを志向、SRXが登場してからモダンロードスポーツの道からビンテージバイクの道にシフトしたというのが大筋。

エンジン自体は同じだけど、初期は強制開閉式のVMキャブ、その後CVキャブとなってFIと変遷している。個人的には、初期のVMキャブ時代とCVキャブ時代以降では、同じSRを名乗っていても、キャラ的には別のような気がする。

因みに、500シリンダーに400ピストンを入れればハイコンプ、、、という技もあるようだけど、実際にチャレンジしてみると、ピストンピンの長さが違って、400ピストンを組み込むとピンの長さが不一致。この辺りを作り直す等しないと無理。そのまま組めない事もないけど、やや怪しいといことで見送った記憶がある。その時、キャブをVM化したら、SRは本来の別物の姿になったけど、VMのSRとCV以降のSRは同じ歴史の車種として語るのは少し違うような気がする。

今、40周年とのことだけど、今のSRはCV以降の系統のようで40周年というのは、個人的には違和感がある。

最近は、新旧SRの試乗比較とかあるけど、SRの本来の姿はVMキャブの初期型こそだと思う。出来れば、新型SRはVMキャブのSRと比較してインプレを伝えて欲しい気もする。十年程前に、友人と500ccのSRカフェレーサーをφ34mmの加速ポンプ付きの純正VMキャブ仕様で作って遊んだけど、あれは面白かった。単気筒ではキャブの違いでの激変具合が過激に判る。

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