日本海を抜ける台風
一番印象的なのは1991年台風19号だ。広島では強風が吹き荒れて沢山の家屋の屋根が飛んで、瓦が巻き上げられ、倒木、看板、信号の向きが変わったのが印象的。
二番目が2004年台風18号。これも広島で強風が印象的。進路は上述の台風19号と酷似したコースで、19号台風と同じ様な被害がもたらされた。
高速で日本海を北上するとき、広島には豊後水道から南風が吹き込む。台風自体の風速と台風を進行させる風速が加算されて、危険半円に入ると強烈な風が印象的。
そして、今年2018年台風25号も台風が日本海を北上。この台風は、上述二つの台風のように日本海でも山陰沿岸をかすめる台風とは違い、朝鮮半島をかすめる進路で、コース自体が上述の台風より200km程北側を通過したので、風はそれ程でもなかったようだけど、それでも宇品、平和公園では大きな樹木が倒れたりして、風による被害がソコソコ発生していた。
近年、豪雨災害が多く、災害が多く報告されているけど、豪雨よりも台風による強風、それも日本海を北上する台風に恐怖を感じている。あとは恐ろしい自然災害としては地震。
最近はハザードマップ等で警戒地域が紹介されているけど、自身は経験に従って済む場所選びをしてきている。
日本海を北上する台風による強烈な南風と塩害を避けるために、広島湾からの風を防げる側の斜面を選ぶ。そして、豪雨災害については山の蓄える水量に着目して標高100m程度以下の団地を選ぶ。地震については長く広島で暮らしてきて、過去の地震で市内震度5を記録し、団地下のマンションが傾いて取り壊した芸予地震でも殆ど揺れを感じない市東部地域で盛り土団地以外を選ぶ。という判断。
幸い、ここ20年で台風による被害、豪雨による被害、地震による被害は避ける事が出来ている。
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