トラウマ台風
といえば、自分世代にとっては1991年台風19号、それから2004年台風18号の二つ。昭和の台風を挙げる人もいるけど、自分世代にとっては、この二つ。
1991年台風19号は、とにかく暴風が印象的。金曜の夕方から接近し、夜8時以降は市内を暴風が吹き荒れたのが印象深い。翌朝、目を覚ますと、数多くの家で屋根瓦が剥がれたり、屋根自体が飛んだり、そして信号機の殆どが風でねじ曲げられて向きが変わっていたのが印象的。相当な量の瓦が飛んだようで、駐車中の車も多く被害を受けていたが、自分の車は、どこからか飛んで来た布団が被っており、その上の石等の被害が運良く免れていたのが印象的。また、巻き上げられた海水が電線、電柱に付着して、台風が通過後2日程度は停電で休業だったのも覚えている。この時の台風が一番印象的だったかもしれない。
次は2004年台風18号だ。これも暴風が印象的。これは平日の昼間に襲ってきた台風。午前の段階で19号台風と同じパターンと確信し、勤務先の総務に早期退社を促したものの、判断出来ないということで放置されて午後を迎える。その時には既にJR等は停まり暴風雨状態。外に出るのも危険な状況となる。被害としては、会社の看板が風で吹き飛ばされ、自分の車の屋根に直撃。ルーフとフロントウインドーに被害を受けたのが記憶に残っている。この時も、各所で建物の屋根が吹き飛ばされたり、塀が倒れたりの大きな被害が印象的。因みに2004年は台風の当たり年で、強力な台風が幾度と無く襲ってきた記憶がある。
それ以降、大きな台風は無い。
この二つの台風のトラウマではないが、台風が強い勢力のまま九州の西を回って日本海を抜ける台風は勢力が衰えず接近し、台風の進行方向右側の強風域で風の被害が強烈という印象が残っている。九州四国で上陸してくる台風は勢力が衰えるので、被害の印象は希薄だけど、日本海を抜ける台風は恐い。
さて、次の台風25号だけど、大型で猛烈な台風となり日本海を抜ける予報。
これ以上、進路が南にシフトすると結構恐いかもしれない。ただ、以前の台風と違い季節が進んでいるので、台風自体の勢力が少し衰えるのか?とも思う。できれば、山陰側をかすめるような進路は避けて欲しいモノ。ただ、各国の進路予想を中止していると、確実に予想進路が南下しているのが気掛かりなところ。
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