企業不祥事
今度はKYBの免震装置の性能改竄、、、、ここ数年、企業の不祥事が問題となっている。日産、スバル、三菱といった自動車メーカー、過去には建築では強度計算書偽装、食肉品質偽装、アルミの強度偽装、新幹線台車、鉄鋼、、、色んな所で発覚。
これを以て、日本の物作りの信頼が、、、、と言う話を聞く事も少なく無い。
しかし、日本だけではない。最近ならAUDI、他にはVW、メルセデス、BMW、、、、名だたるメーカーも一緒。
つまり、これはスタンダードということ。恐らく、ほぼ全ての企業、メーカーが不正に手を染めているのは間違いない。
ただ、何故に、それが今問題となっているか?というと、誰もが判っているけど、これって内部告発である。企業内で不満を持っている人、追い出された人、それが告発しているだけである。
昔は、不満を持っていても手厚く保護されていたから、敢えて告発しなかっただけ。
まぁ、年功序列、終身雇用が守られていた時代は、退職しても企業と関わりがあるので、企業を裏切ることは有り得ない。ただ、最近は、企業が利益を確保する上では、全てを手厚く扱う事が出来なくなってきた。リストラがあり、派遣労働が当然という時代、途中で止める人にとっては、辞めた後に企業と付き合いなんて無い。辞める時は、大抵嫌な事がある。となると、怨み果たすではないが、内部の影を暴露、、、そうなるのだ。
それで、不満爆発した人が増えてきたのだろう。近年、うつ病等精神を患う勤め人が増えてきている。これと無関係でない。心が壊れる人も居れば、壊れる前に告発という手段を選ぶ人も居る。
内部告発とうつ病等精神疾患を患う人の数はリンクしている筈。逆に、告発を受けないクリーンな会社っていうのは皆無。企業が身を守るのは、告発されない過保護を貫く事しか無いだろう。それが出来ている会社が、見た目クリーンとなっているに過ぎない。
まぁ、分かり切った事だけど、、、。
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