新型マツダ3、アクセラ登場
新しいアクセラが登場。HBとセダンの2タイプ。ボディデザインはコンセプトモデル『魁』に通ずるものだけど、コンセプトモデルの持っていた勢いが少し抑えられているようにも思える。デザイン自体は現行CX-5と強い関連性を感じさせるもの。
エンジンは、ガソリンの1.5L、2L、2.5L、ディーゼルの1.8L、それからSKYACTIV-Xの5種類。ディーゼルは予想通りの1.8Lへの一本化。ガソリンは予想外の2.5Lの追加。
SKYACTIV-Xは恐らく排気量は一種類。こちらは、マイルドハイブリッドも搭載しており、現行のハイブリッド以上の燃費性能を掲げてデビューしてくるものと予想される。現実問題、大見得切ったSPCCIエンジン+ハイブリッドという技術で、既存HVグレードに燃費で劣るようだと洒落にならないだろう。現行27km/Lを何処まで上回るか?が鍵。30km/Lに載せないと厳しい気もする。
パッと見て思ったのは、現行の2.2Lディーゼルを買うのが楽しいかも、、、という印象である。コンパクトボディにパワフルな2.2Lディーゼルというのは現行モデルが最後ということ。新しい1.8LディーゼルはCX-3と同じエンジンだろう。迫力ある走りという点では、現行2.2Lに勝るモノは無さそうである。動力性能的には1.8Dで十分だろうけど、恐らく、2.2Dとは較べモノにならない気がする。
それから、ガソリンに2.5Lが追加されたという事と、HBは現行比で短くなっている一方でセダンは現行比で8cm近く伸びており、ボディサイズは4662mm×1797mm×1445mmで、アテンザに迫るサイズ感が与えられているという事から、次期アテンザは、ベーシックラインはアクセラに譲り、上級グレードをFR化するというのが確定的となる証にも感じられる。
興味深いのは、既知の発表にあったとおり、フロントがストラット、リアがトーションビームという構成。性能的に優れるとしても、果たして多くのユーザー、識者を満足させることが出来るのか?が興味深いところ。これで、性能が満足出来る状態を得られているのであれば、ローコストで世界中の工場でも安定した品質で作る事が出来るということで、大きなメリットかもしれない。吉と出るか凶と出るかは、出来次第ということか?
ただ、トーションビームとはいっても、連結のビームはかなりコンパクト。サス周りのボディへの干渉度は相当に少なくなっていそう。後席周りの居住性、或いは、ユーティリティに改善が見られるのかもしれない。また。これベースの4WDは、現行CX-3の如く、ギアケースを車体側に固定するような構造で、ドディオンアクスル的なパターンかもしれない。
因みに、トーションビーム否定派は少なく無いけど、リアがリジッドのようなアシ周りは左右の一方が突き上げられると他方が押し付ける方向に働いて接地力が保たれやすい特徴もある。それがオフローダーで定番だったり、可動部分が少ないので剛性コントロールが行いやすい等のメリットもある。メリットを如何に活かして、デメリットを解消しているか?それが見物だ。
ちなみに、個人的にはリアの足周りは普通のリジッド、4リンク+ラテラルリンク式が好み。現行モデルだと、プロボックスのような足周り。プロボックスはFFだけど、FRならSA22のRX-7、AE86、KP61のリジッド。不満は無いし何れも悪い印象は無い。ドディオンなら昔のコスモスポーツがそうだけど、最近ならホンダのHR-Vの4WDもそうだ。何れも良かった。
そういう意味で、どんなサプライズがあるか、、、楽しみでもある。期待半分不安半分というところだ。
なお、発売は北米で来年早々とのこと。国内は年度内という話だったので、恐らく3月頃か?
そう考えると、、、、現行アクセラの2.2Dが個人的には自分の愛車として悪く無さそうな、そんな印象。
近い内、ディーラーに交渉に行ってみようかな、、、、現行2.2Dがとても魅力的に思える。
いや、走行距離の少ない中古を正規ディーラーで買う、、、これが良いかな?
中古市場を覗くと、、、、MT車は現行のM/C前は100万円台から選べる。M/C後は200万円台から選べるようだ。アクセラの場合、M/Cでグ リルデザイン変更程度だからM/C前でも悪くない気もするけど、新型登場後の価格推移を見守って後期型を狙うのも悪く無さそう。
話が前後するけど、個人的にはデミオ辺りに2.2Dを載せたようなのが欲しかったりする。まぁ、それは無理だけどね。
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